リル・ウェインの所有とされるマイアミビーチのマンションに11月3日、民事事件の一環として郡保安官の代理人たちが強制捜索に入ったことが明らかになった。地元ニュース番組『WSVN News』の報道によると、裁判官から財産の差し押さえ命令を受けた民事部隊が同建物に到着したという。

　『WSVN』や『Local 10』の報道ヘリからは、覆い隠された工芸品などの品々が家から大きなトラックへ運び込まれていく様子が報じられた。

　マイアミ・デイド郡裁判官は先月、同マンションにある財産を押収するよう求めた自家用ジェット機リース会社、Signature Groupの要請を棄却したものの、その後、リル・ウェインには同社に対し200万ドル（約2億4,200万円）以上の不払いがあると裁定されたのだ。

　米ゴシップ・サイト“TMZ”によると、今回の強制捜索は同件に関するものであり、マイアミ・デイド郡保安局員達には財産の押収および侵入にあたり、必要あらばマンションの鍵を壊す許可が裁判所から出されていたという。

　米ビルボードはリル・ウェインおよびマイアミ・デイド郡警察の代表にコメントを要請しているが、現時点でまだ応答はない。