「日経トレンディ」（日経ＢＰ社）が選ぶ「２０１５年ヒット商品ベスト３０」発表会が３日、東京都内で行われ、「２０１５年のヒット人」のクマムシ、藤田ニコル、「今注目の人」として満島真之介ほかが出席した。
　売れ行き、新規性、影響力の３要素からヒットの度合いを評価し、独自にランク付けを行う毎年恒例の本企画では、１５年のヒット商品は１位「北陸新幹線」、２位「火花」、３位「インバウンド消費」と発表された。
　「２０１５年のヒット人」に選出されたクマムシの長谷川俊輔は「めちゃくちゃうれしいですし、皆さんのその『おめでとう』という言葉が温かいんだからぁ～」と喜びを語り、藤田も「うれぴ－です。２０１６年ももっとダッシュ、ダッシュして頑張ります！」と意気込みを語った。
　ブレ－クした今年について長谷川は「１月２日からお仕事が始まって（新宿）二丁目の方々が集まるパ－ティ－の盛り上げ役のような。そこから全てが始まりました。ＣＤも出させてもらって、全国の方に温かいんだからぁ～と歌ってもらって」と目まぐるしい環境の変化を振り返った。
　年の瀬に向けて流行語大賞やレコ－ド大賞、紅白歌合戦などが控えており、長谷川は「今年しか取れるチャンスがないので取れるなら取りたい。紅白も佐藤（大樹）くんの（合いの手の）『イエス！』のみニュ－ヨ－ク中継というのを狙っています。中森明菜さんみたいに」と出場に向けてアピ－ルした。
　藤田も「テレビに出たこともなくモデルだけをしてきたので、不思議な感覚でたまらない。街を歩いていても今まで女子高生だけだったのが大人の方や小さい子もニコルビ－ムをしてくれて、テレビの力って（はん）パないなと思いました」としみじみ語った。
　「今注目の人」として登壇した満島は「こういう濃い顔がどんどん世間に知れ渡っていくように来年もまたしっかりと頑張ります。来年はマックススピ－ドで温か～くマックスにファンタスティックにいきたい。常に言っているのですが、来年はマックスとファンタスティックを推していきます」と宣言した。
　なお「２０１６年の顔」に選ばれた門脇麦は急性喉頭蓋炎（こうとうがいえん）で療養中のため欠席した。
（左から）伊藤健編集長、満島真之介、藤田ニコル、クマムシ

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