2015/09/30 14:25
新曲のチャートインが少なくロングヒット曲の活躍が目立った今週のビルボードアニメチャート。首位となったのは映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌の秦 基博「ひまわりの約束」。先々週の首位に引き続き、またしても2014年リリースの名曲が1位となった。同曲はデジタルセールス、Youtubeの再生回数、ストリーミングの類推数で全てアニメチャート中1位となっており、改めて定番曲としての人気を証明した。
「ひまわりの約束」以外にも、今週は2014年以前のリリース曲が5曲ランクイン。SEKAI NO OWARIによる「RPG」は2013年のリリース以来、バンドの人気の拡大とともにすっかり本チャートに定着、今週、遂に100週目のチャートインを果たすという快挙を達成した。同曲は今週デジタルセールスが7位と健闘したほか、Youtubeも3位と好調。しっかりと足場を築いた中でのロングヒットとなっている。
また、TVドラマ版の公開などに伴い再注目を集めているのが、アニメ版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の主題歌、「secret base~君がくれたもの~」。ZONEの名曲のカバーとして、2011年リリースの一曲が今週デジタルセールス2位という躍進を見せ、久々のランクインを果たした。『あの花』のTVドラマは、アニメ版のファンなどを中心に賛否両論の様相となっているが、少なくとも主題歌への再注目という意味では大きなプラスをもたらしたようだ。
その他、3位にはUNISON SQUARE GARDENの「シュガーソングとビターステップ」が20週目のチャートインとともに再浮上するなど、ロングヒットが目立った今週のチャートで、数少ない新曲とした気を吐いたのが、凸レーション with 城ヶ崎美嘉による『アイドルマスター シンデレラガールズ』エンディング曲、「私色ギフト」。圧倒的なCDセールスポイントで他の曲をリードし、見事2位に食い込んだ。また、乃木坂46による映画『心が叫びたがってるんだ。』主題歌、「今、話したい誰かがいる」は、CDリリースは10月28日とまだ先ながら、ラジオとTwitterのポイントだけで20位にランクイン。今後更なる上位進出が見込まれる注目曲となっている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像