2015/07/28
昨年末12月20日公開以降【東京国際映画祭】日本映画スプラッシュ部門 作品賞をはじめ、国内映画賞10冠に輝き、異例のロングランヒットを記録中の武正晴監督作品『百円の恋』が、海の向こうでも旋風を巻き起こしている。
今春より、イタリア、ドイツ、中国、スコットランド、台湾、アメリカ、韓国と各国の映画祭に続々と正式出品される中、7月9日~19日に米国・ニューヨークで開催された、北米最大の日本映画祭の一つ【第9回JAPAN CUTS】にて、主演・安藤サクラが<日本映画に最も貢献した映画人>を讃える「第4回CUT ABOVE賞 for Outstanding Performance in Film」を受賞。役所広司、豊田利晃監督、北村一輝の歴代受賞者に続き、女性として初受賞の快挙を成し遂げた。
続いて、7月16日~26日に開催された【第19回プチョン国際ファンタスティック映画祭】では、『百円の恋』が、最も注目すべきアジア映画に与えられる「NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)」を受賞。同映画祭では、45か国から235作品(長編145本、短編90本)が上映され、日本からは成島出監督の『ソロモンの偽証』や吉田大八監督の『紙の月』、堤幸彦監督の『イニシエーション・ラブ』など33作品が正式出品された中、『百円の恋』が日本映画では唯一の受賞となった。
今後もカナダ(ファンタジア、バンクーバー)、米国(サンフランシスコ ジャパン)、フランス(キノタヨ)など、国際映画祭への正式出品が相次ぐ。また、中国、香港、台湾、東南アジアなど世界18の国と地域での公開も決定しており、快進撃はまだまだ続きそうだ。
(C)2014東映ビデオ
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