最近のシングル「グッド・フィーリング」と「ワイルド・ワンズ」がホット100のトップ10入りを果たし、フロー・ライダーは「ロウ」や「イン・ジ・エアー」、「ライト・ラウンド」、「クラブ・キャント・ハンドル・ミー」に続くヒット・パレードの快進撃を続けている。今、フロリダのアーティストは最新作となるポップ・ラップ作品、4作目のスタジオ・アルバム『ワイルド・ワンズ』を7/3にリリースする準備をしている。

「このアルバムでたくさんのナンバー・ワンが出るだろうから、タイトルを『ワイルド・ワンズ』としたのさ」とフロー・ライダー（本名トラマー・ディラード）は語る。「オレは世界中を旅することで仕事にインスピレーションを与えるようにしてる。世の中が楽しんでいる音楽をいただいてきて、そいつを地方から国全体、世界全体に広げてやるんだ」

2010年の『オンリー・ワン・フロー（パート1）』に続く作品には、アヴィーチをフィーチャーしエタ・ジェームスの「サムシングス・ガット・ア・ホールド・オン・ミー」をサンプリングした「グッド・フィーリング」、シアをフィーチャーした「ワイルド・ワンズ」、先週ホット100の64位に初登場したニュー・シングル「ホイッスル」などが収録される。「ホイッスル」のビデオは最近メキシコのアカプルコで撮影された。ちなみに「ワイルド・ワンズ」のビデオ撮影はドバイで行なわれている。ケシャが参加した2009年のヒット「ライト・ラウンド」はホット100の１位に６週間とどまったが、「ホイッスル」は「オレの今までで最大のレコードになるんじゃないかな」と彼は信じている。

フロー・ライダーは5/8に『ザ・ヴォイス』に出演、またアルバム発売前にはフィラデルフィアやマサチューセッツのラジオ局のイベントなどを含むプロモーション・ツアーが予定されている。彼は『ワイルド・ワンズ』の「すべての曲」をトップ5入りさせたいと考えている。「物事を新たな高みにまで持って行こうとしてるんだ。マラソンをしてるようなものさ。おそらく次のアルバムは『マラソン』ってタイトルになるんじゃないかな」