2015/06/19
70年代アメリカのシンガーソングライター・ブームを牽引したジェイムス・テイラーの13年ぶりのスタジオ・アルバム『ビフォア・ディス・ワールド』が、6月17日にリリースされた。
ボブ・ディランと並び、今なお精力的にライヴ活動を続けている現在67歳のシンガーソングライター、ジェイムス・テイラー。そんな彼の約13年ぶりとなるスタジオ・アルバムが『ビフォア・ディス・ワールド』だ。
米ワシントンにあるジェイムスのホーム・スタジオ<The Barn>にてレコーディングが行われた今作のプロデュースを手掛けるのはジェイムス自身と【グラミー賞】受賞経験を持つデイヴ・オドネル。参加ミュージシャンはマイケル・ランドウ、ラリー・ゴールディングス、ジミー・ジョンソン、ルイス・コンテ、スティーヴ・ガッドという2008年リリースのカヴァー・アルバムとなる前作『カヴァーズ』にも参加していたオール・スター・バンド。
参加ミュージシャンたちについてジェイムスは、「こんな素晴らしい仲間たちが一緒に演奏してくれる自分は幸運だと思う。そして、何をどう演奏するのか僕が支持できる立場にいる。これを自分に残された時間で、可能な限り追及したいんだ。」と語っており、さらには、ジェイムスの親しい友人であるヨーヨー・マとスティングもゲスト参加、妻キムと息子のヘンリーも収録曲のうち2曲でハーモニーを担当している。
収録曲10曲のうち9曲がオリジナルの新曲で構成された今作は、ジェイムスが取り組んできた“回復”、“愛”、“旅”、“仕事”などのテーマを取り上げ、さらには大好きな野球の精神を歌った曲、不可知論者のための賛美歌なども収録。
これまで11枚のアルバムを米ビルボード・アルバム・チャートのTOP10圏内に送り込んできたジェイムス・テイラーだが、米ビルボードによると初動75,000枚を売り上げることが予想されており、来週のアルバム・チャートにてキャリア初の1位を記録することが濃厚になっている。
◎『ビフォア・ディス・ワールド』トラックリスト
01. トゥデイ・トゥデイ・トゥデイ
02. ユー・アンド・アイ・アゲイン
03. エンジェルズ・オブ・フェンウェイ
04. ストレッチ・オブ・ザ・ハイウェイ
05. モンタナ
06. ウォッチン・オーヴァー・ミー
07. スノウタイム
08. ビフォア・ディス・ワールド / ジョリー・スプリングタイム
09. ファー・アフガニスタン
10. ワイルド・マウンテン・タイム
11. プリティ・ボーイ・フロイド ※ボーナストラック
12.アイ・キャント・ヘルプ・イット(イフ・アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー) ※ボーナストラック
13. ダイアモンド・ジョー ※ボーナストラック
◎リリース情報
『ビフォア・ディス・ワールド』
ジェイムス・テイラー
2015/6/17 RELEASE
2,808円(tax incl.)
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像