2015/05/25 16:25
レイ・チャールズをはじめ、モータウンからアレサ・フランクリン、ジョー・コッカーといった数多くのアーティスト達との共演や、若い世代のジャズ・ミュージシャンの育成に貢献してきたジャズの名トランペット奏者、マーカス・ベルグレイヴが、5月21日に亡くなっていたことが明らかになった。78歳だった。
ここ数年、心臓と肺を患っており、公の場での最後のステージとなってしまった4月17日以降、入退院を繰り返していたというベルグレイヴ。アナーバーにある保養所にて心不全のため亡くなったそうだ。
また、妻であり彼のシンガーだったジョアン・ベルグレイヴによると、眠るように安らかに息を引き取ったとのこと。つい先日にも、自分の楽器を吹いたり、歌ったり、J・K・シモンズがジャズ・ドラムのスパルタ講師を演じた映画『セッション(Whiplash)』を観たばかりだったという。
生前、デトロイトをはじめとする世界のジャズ・シーンで活躍したベルグレイヴ。レイ・チャールズとは5年間一緒に活動したほか、1963年にデトロイトに移ってからは様々なアーティストと演奏しており、マッコイ・タイナー、ウィントン・マルサリス、ジョー・ヘンダーソン、B.B.キングなどのアルバムに参加。「マイ・ガール」や「ダンシング・イン・ザ・ストリート」などのモータウン・ヒットでも彼のパフォーマンスを聴くことができる。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
Mrs. GREEN APPLE「familie」自身19曲目のストリーミング累計1億回再生突破
2
REIKO×JUNON(BE:FIRST)のクリスマスを描く、清水翔太が作詞・作曲「First Christmas」MV公開
3
<ライブレポート>Revo、“サンホラの沼”へ誘う圧巻のパフォーマンスを見せた【Revo's Halloween Party 2024】1日目
4
師走恒例【サントリー1万人の第九】に絢香/田中圭らが登場 大阪・関西万博【1万人の第九】開催発表に会場歓喜
5
「嘘解きレトリック」「もう9話なのに、ライバルになりそうな悪役が登場とは」「シ-ズン2、絶対必要だと思うんだけど」
インタビュー・タイムマシン
注目の画像