2015/05/07
70年代に活躍したファンクバンド、ホット・チョコレートのオリジナルメンバーでリード・シンガーだったエロール・ブラウンが、5月6日の朝に亡くなった。71歳だった。マネージャーのフィル・デイルが出した声明によると、ブラウンは肝臓がんを患っていたようだ。
ブラウンの書いた同グループ最大のヒット曲「ユー・セクシー・シング」は、1976年に米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”で最高3位を記録したほか、『フル・モンティ』や『キューティ・ブロンド』、『キミに逢えたら!』などの映画で使用されたことで不朽の名曲となった。
ホット・チョコレートは、1970年代から80年代にかけて50か国以上でチャートイン・ヒットを飛ばし、母国のイングランドにおいては最も成功を収めた。ブラウンはもともとジャマイカ出身だったが、12歳の時にイギリスへ引っ越している。彼の最初のシングル「平和を我等に(Give Peace A Chance)」のレゲエ・カバーは、ジョン・レノン自身にも認められることになり、これをきっかけに出世街道をのぼり始めた。
長年マネージャーを務めていたデイルはブラウンについて、「エロールは紳士で私の個人的な友人でもあった。彼を知る全ての人から惜しまれることでしょう。彼の偉大なる遺産である音楽は永遠に生き続けます!」と語っている。
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