2015/04/22
カート・コバーンがザ・ビートルズをカバーした貴重音源が4月21日、ネット上に流出した。
コバーンがザ・ビートルズの熱烈なファンだったことは周知の事実だが(実際、彼は『ミート・ザ・ビートルズ』を一日中リピートで聴いた後、ニルヴァーナの「About a Girl」を書いた)、最近までコバーンが彼らの曲をカバーするのを聴いた人はごく少数しかいなかった。
今回オンライン上で公開されたのは、アルバム『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』収録のポール・マッカートニーによるバラード「アンド・アイ・ラヴ・ハー」をコバーンが歌ったデモ音源だ。これまで行方不明だった同音源は、期待通りすべてが見事で心に残るものとなっている。
ブルット・モーゲン監督によるドキュメンタリー映画『Kurt Cobain: Montage of Heck』で初めて公開された「アンド・アイ・ラヴ・ハー」は、短いが実に忘れ難い1曲だ。同映画は今年の【サンダンス映画祭】で初お披露目されており、5月4日にHBOにて全米でテレビ初公開される。
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