2015/04/15
斎藤工と、『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務めた西村喜廣がタッグを組んだ映画『虎影』が、インターナショナルプレミアとしてベルギーのブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭にて上映された。
現地時間4/13(月)00:30という遅い時間にも関わらず、チケットは完売し、約400席の会場は満員御礼。ブリュッセルでは、映画がつまらないとすぐに席を立って帰ってしまう、もしくはスクリーンに向かって文句を言うこともあるという手厳しい観客が多い中、本作の上映は、最初から最後まで笑いと拍手と掛け声が止まらず、誰も席を立つことなく、盛大な拍手と歓声で幕を閉じた。
日本から駆け付けた西村喜廣監督は、「3年振りに来たブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭ですが、お客さんの反応にビックリしています。最初から最後まで笑いと拍手が続き、物凄い良い反応を実感しています」と上映後の感想を語った。そして、斎藤工演じる虎影の息子を人質に取り、財宝争奪の命令を下す幻斎を演じた しいなえいひも登壇し「海外のオーディエンスの反響を生で感じ、『東京残酷警察』から私と西村監督と一緒にやって来た事は正しかったと再認識しました」とコメントするなど、大盛況のインターナショナルプレミアとなった。
なお、本作は5月にブラジルで行なわれるファンタスポア、同じく5月にドイツで行なわれるジャパン・フィルムフェス・ハンブルクなど、世界各国の映画祭での上映も続々と決定している。
◎公開情報『虎影』
2015年6月20日(土)より新宿武蔵野館他にて全国ロードショー
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