2012/03/01
可愛いモンキーが亡くなった。もちろん、彼らは全員可愛かった。しかし、デイヴィー・ジョーンズは中でもいちばんとされており、60年代から何百万人もの女の子を夢中にさせ、先月のコンサートでも悲鳴をさらっていた。ヤフー!ミュージックは2008年に彼を永遠のトップ・ティーン・アイドルに指名している。「女性は彼に夢中になる――その娘や孫までも!」とモンキーズの仲間であるミッキー・ドレンツは2011年の45周年再結成ツアーで語っていた。
ジョーンズは心臓発作を起こしたあと、フロリダ州スチュアートのマーティン・メモリアル病院で2/29に66歳で亡くなった。彼は2/19にはオクラホマで最後のパフォーマンスを行なっており、2011年の間はドレンツとピーター・トークと共にモンキーズの45周年を祝うツアーをしていた。テレビから生まれたバンドは世界中で1年に5000万枚ものレコードを売り、ビートルズやローリング・ストーンズを追い抜いていたのだ。
NBCのテレビ番組は3シーズン以上続き、「アイム・ア・ビリーヴァー」、「ラスト・トレイン・トゥ・クラークスヴィル」、「デイドリーム・ビリーヴァー」、「プレザント・ヴァレリー・サンデイ」などのヒット・シングルを生んだ。「あれはバンドについてのテレビ・シリーズだったけど、それがツアーしたりレコーディングしたりするバンドになったんだ。ちょっとシュールだったよ。思っていた以上にね」
あとには4人目の奥さんと4人の娘が残された。
ドレンツは2/29に声明を発表した。「信じられない……。今でもショックだ。一晩中悪夢を見ていた。残された家族のみなさんにお悔やみを申し上げます」
モンキーズのマイケル・ネスミスはフェイスブックに「デイヴィッドの死はみんなと同じように僕にも悲しみをもたらした。淋しくなるけど、死んだからって忘れたりはしない。彼の魂は素晴らしい時代を一緒に過ごした人たちと共に僕の心の中に生きている。いい思い出がいろいろあるんだ。彼の安らかな旅を祈ってる」
トークもフェイスブックで「長年の友だちで冒険仲間が突然亡くなったことを思うと大変悲しい。彼の才能は惜しまれることだろう。だけどそれはいつまでも僕たちと一緒だ。家族のみなさんにお悔やみを。マンチェスター・カーボーイよ、さらば」
ジョーンズはイギリスのマンチェスター出身で11歳のときイギリスのメロドラマ『コロネーション・ストリート』でデビューした。一時は騎手になる訓練を受けたことも。後年、ブロードウェイのミュージカルで活躍しトニー賞にノミネートされたこともある。
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