2015/03/28
今週の洋楽ビッグ・ニュースはなんと言っても1Dマリクの脱退。マリク自身「普通にリラックスできて、自分の時間もある普通の22歳になりたい。」と脱退理由を説明。今後は4人のメンバーで活動が継続されることとなった。それぞれ才能豊かなメンバーだけに今後の活躍にも期待したい。
今週の洋楽まとめニュースは先週に引き続きケンドリック・ラマーの話題から。先週、突如リリースされ大きな話題を呼んだケンドリック・ラマーの最新作『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』が初登場全英・全米1位という輝かしい結果とともにデビューを飾った。5月にはここ日本でも同作のリリースが決定。歌詞・対訳・解説付きで発売されることが明らかになっている。
ケンドリック・ラマー 全米・全英初登場1位!国内盤リリースが5月に決定
ケンドリック・ラマー 全世界待望の2ndアルバムで米ビルボード・アルバム・チャート堂々の首位デビュー
そのケンドリック・ラマーの最新作にも参加しているのが目下新世代の最重要ジャズ・ピアニストと目されるロバート・グラスパー。6月に来日し、taicoclub、ビルボードライブ等の日本ツアーも決定している彼だが、6月8日には、日本が誇る世界的指揮者・西本智実とのコラボレーションによるクラシック公演を行うことが今週発表された。ジャズ、ヒップ・ホップ、R&Bそして、クラシックという異色のコラボに注目が集まりそうだ。
ロバート・グラスパーが西本智実とフルオーケストラの舞台で初共演
ジェイ・Zが1月30日に5,620万ドル(約67億円)で入札し、自身のS. Carter Enterprisesを通して買収したハイファイ音楽/ビデオ・ストリーミング・サービス“TIDAL”が、ノルウェーの音楽プラットフォーム“WiMP”を完全統合した。また、2014年、Spotifyからアルバムを削除し、よりアーティストに対する報酬が手厚い音楽ストリーミング・サービスへの支持を表明したテイラー・スウィフトだが、現地時間の3月24日現在、彼女の『1989』を除くほとんどのアルバムが音楽ストリーミング・サービス“TIDAL”でストリーミング配信されていることが明らかになった。いまだに群雄割拠状態の音楽ストリーミング・サービスの今後に注目しよう。
ジェイ・Zが買収した音楽配信サービス、WiMPを完全統合
Spotifyから削除したテイラー・スウィフト作品、ジェイ・Zの“TIDAL”では再生可能に
今週のビルボード・シングル・チャートNo.1はマーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」。これで12週連続の1位獲得となった。そのマーク・ロンソンは今週来日イベントも実行。日本での更なる活躍も期待できそうだ。
マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズ トップを独走!12週目の米ビルボード・シングル・チャート首位に
いまアメリカの頂点に立つ男 マーク・ロンソンが1夜限りの来日ステージで魅せたその音楽性とセンス
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