2015/03/07
病気療養のためコンサート活動を休止していたピアニストの中村紘子が、3月6日【第19回浜松国際ピアノアカデミーオープニングコンサート】で約1ヶ月半ぶりにステージに復帰した。
【浜松国際ピアノアカデミー】は世界に通用するコンサートピアニストの育成を目的に、公開レッスンやアカデミーコンクールなど多彩なカリキュラムで構成されており、中村は第1目となる1996年より音楽監督を務めてきた。オープニングコンサートではショパン、ベートーヴェンなどの作品が取り上げられ、中村の一音一音をいとおしむように奏でられたピアノに、大きな拍手が贈られた。約2時間のコンサートを終えても拍手は鳴りやまず、アンコールとしてブラームスのハンガリー舞曲第1番が演奏された。
終演後、中村は「ご心配おかけしましたが、私の故郷と言ってもいいこの浜松で、満員のお客さまに囲まれ演奏できましたことはピアノ冥利につきます。」とコメント。本アカデミーは、3月15日まで開催される。
◎【第19回浜松国際ピアノアカデミー】
会場:アクトシティ浜松
日程:2015年3月6日(金)~3月15日(日)
More info:http://www.actcity.jp/hacam/PianoAcademy/
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