2015/03/03
2001年の結成から10年以上にわたって日本のクラブ・ジャズ・シーンを牽引してきたquasimode。更なる飛躍に向け活動休止を宣言した彼らの、休止前最後のライヴが2月28日ビルボードライブ東京にて開催された。
これまでに活動を通してゆかりの深い、名古屋ブルーノート(2月23日)、ビルボードライブ大阪(2月24日)と続いたツアーの最終日となる、まさに今までの活動の集大成となるライヴで、1stを“Hot Side”、2ndを“Cool Side”と銘打ち、平戸裕介(Piano, Keyboards)、松岡“matzz”高廣(Percussion)、須長和広(Bass)、今泉総之輔(Drums)のメンバーと、岩本義雄(Saxophone)、川崎太一朗(Trumpet)の2名、計6名でステージに登場。
これまで彼らが提唱してきた“踊れるJAZZ”を存分に披露し、1stセット、2ndセットともに満員になった会場は総立ちで彼らの演奏に熱狂。リーダーの平戸裕介はMCで「休止とはいっても、本当にメンバーそれぞれが前に進むための前向きな結論。是非これからもそれぞれを応援してほしい」と語り、会場のファンは歓声と拍手でそれに応えた。
2ndセットのアンコールでは、彼らの初期作品のアレンジや演奏に携わったという米村守(Saxophone)、福山光晴(Trumpet)が飛び入りで参加、quasimodeのデビューのきっかけにもなったというタビー・ヘイズの「Down In The Village」を披露し幕を閉じた。
なお、このライヴの模様を収録したライヴ・アルバムが5月にリリース予定。ファン必須の作品になりそうだ。
◎セットリスト
<1st>
Relight My Fire
The Man From Nagpur
Mode of Blue
Ipe Amarelo
Young Black Hourse
Havana Brown
Whisky’s High
Smoke Gets In Your Eyes ※
<2nd>
Catch The Fact
Jeaninne
Overjoyed
Seven Colors
Ant Soldier
Afrodisia
The Land of Freedom
All Is One ※
Down In The Village ※
※…アンコール
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