2015/01/07
2月28日より公開される映画『幕が上がる』で主演を務めるももいろクローバーZ。その舞台版の詳細が明らかになった。
2012年に平田オリザが発表した青春群像小説『幕が上がる』。この小説にぞっこん惚れ込んだ『踊る大捜査線』シリーズの本広克行が映画および舞台の監督/演出は担当し、いずれもももいろクローバーZ主演でお届けすると発表されていたものの、これまで“2015年5月上演”以外ヴェールに包まれていた舞台版情報が明らかに。舞台は原作者・平田オリザ自らの手によって脚本化が決定。『幕が上がる』のある部分を掘り下げて青春物語を紡ぎ出す予定となっており、小説、映画では描かれていない彼女たちの心情を丁寧に描いていく。
◎原作・脚本:平田オリザコメント
舞台版では、演劇の楽しさとももクロさんの元気の良さがオーバーラップするような作品にできればと思っています。なおかつ、せっかく私が台本書くので、「同時多発会話」など、私のテイストをできるだけ出して、うまくそれが融合すればいいなと思います。
ももクロのファンの方は、ライブを見ることはあっても生の演劇を観るということはあまりなかったと思いますので、ぜひ新しい世界を体験していただきたい。演劇ファンの方は、僕自身あたらしい挑戦になると思いますので、他ジャンルの融合を楽しんでいただきたいです。
◎演出:本広克行コメント
ももクロとは、あるイベントで寸劇をやったことがあるんですが、面白い「反射」をする子達だなと思っていました。
舞台版は、演劇演劇している口語演劇をしてみたいと思っています。ももクロには稽古期間をしっかり取っていただいて、歌も歌わせない、持ち歌を一切歌わないガチの演劇作品を作りたいと思っています。オリザさんも頑張って書いてくださると思いますし、僕も全力で演出して、ももクロも全力投球で稽古して、いい作品になることは間違いないと思います。僕自身、演劇の演出はまだ5作品目で、どうなるんだろうとビビっているところではありますが、頑張りますので、宜しくお願いします。
(C)2015平田オリザ・講談社/フジテレビジョン 東映 ROBOT 電通 講談社 パルコ
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