ミュージカル「ブラッドブラザース」の制作発表記者会見が１５日、都内の東京會舘で行われ、出演者のジャニーズＷＥＳＴ桐山照史と神山智洋、マルシア、真琴つばさらが出席した。
　本作は、１９８３年のイギリスでの初演以来世界中で愛されてきた作品で、日本でも９１年の初演以来繰り返し上演されてきた。
　双子の兄弟として生まれながら数奇な人生を歩む二人。貧しい家庭で実母に育てられたミッキーを桐山が、裕福な夫婦に引き取られたエディを神山が演じる。
　桐山は「ジャニーズ以外の舞台は約２年ぶり。緊張や不安もありますがそれよりも楽しみが先走っています。先輩のＶ６坂本（昌行）くんもこの役を演じていて、舞台俳優としても尊敬する大先輩と同じ役ができるプレッシャーとうれしさが交じり合っている」とあいさつした。
　外部舞台は初挑戦となる神山は「勉強しながらやっていけたら。照史くんに負けないように頑張りたい」と緊張した面持ちで語った。
　真琴は「桐山くんのあいさつはしっかりしていて神山くんはほんわか。『山山コンビ』として、個性豊かな舞台が想像できる、いい予感がする」と語った。
　実年齢では桐山が２５歳、神山が２１歳だが、双子の兄弟を演じることについては「違和感はない」と口をそろえた。「自分の昔にちょっと似ているというか。小さいころから知っているし、仕事のやり方とか姿勢も似ていてグループの中でもかわいく感じている」と桐山。
　それを受けて神山も「事務所に入ったころから『お兄ちゃん』って感じ。サイズ感だったり、似ているところも多い。グループでも僕たちをいつも引っ張っていってくれる『切り込み隊長』。先頭に立ってどしっと構えてくれているところが好きだし、尊敬しています」と語り、二人で「なんか恥ずかしいな」と笑った。
　ミッキーを演じるに当たり、桐山は「私ちょっとポッチャリしていますので、ダイエットも頑張りたい」と宣言。囲み取材でも「今６８か６９キロあるので、６５キロに。３キロ痩せたい」とあらためて意気みを語った。
　舞台は、２０１５年２月１４日～２８日、都内、新橋演舞場、３月４日～１５日、大阪、松竹座で上演。

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