2011/11/16 00:00
ポリス後のソロ活動25周年(正確には26周年)を記念するツアー中のスティングは、演劇作品や記念日に向けてのアプリなど、新しい展開を考えている。
彼はこれから始まる『ザ・ラスト・シップ』を「歌の入った劇」と呼んでいる。「ミュージカルとは呼びたくない。その言葉が大嫌いだから」。今のところこのプロジェクトのために25曲を書き上げたという。「自分の故郷を舞台にした劇なんだ。僕は造船所の影で生まれた。よく、どうして自分の育ったこんなシュールな環境に魅かれるのかと思っていたけど、それが僕にとって心理的、象徴的重要性を持っているんだと今はわかる。それが僕の夢の風景なんだ――僕のちっぽけな故郷、育った家、そこにいた亡霊たちが」。所有者たちの願いに反して造船所を占拠するという物語で「それって今の時代っぽいだろ。何かを占拠するのって」
彼は『ザ・ラスト・シップ』をひとつの決まった劇場で上演するのではなく、ツアー形式の上演にしたいと思っている。「業界の興奮も高まっているんだ。僕はこっそり自信を持ったり、大げさに落胆したりしてるよ。クリエイティブ・プロセスっていうのはそうしたものさ。とてもむずかしいんだ。きわめて精密で、とことん削ぎ落とさないとね。ナレーションも歌もセリフも。すごく興味深くて、むずかしい。起きている時間も夢見ているときもそれに奪われている感じ。面白いよ」
25周年を記念してボックス・セット『25イヤーズ』と1枚のアルバム『ベスト・オブ・25イヤーズ』が発表される。無料アプリではインタビューや写真、ライブ映像などのマルチメディア・コンテンツを含むスティングのソロ・キャリアのデジタル・ドキュメンタリーが楽しめる。
「このアプリはすごく懐古的だけど、充実しているし、つねにアップデートできるんだ。僕はノスタルジックな人間じゃない。ノスタルジアなんて一種の病気さ。でも、ポリス後25年生き延びたっていうのはなかなかのものだから、こんなふうに振り返ってもいいと思ったんだ。いい体験だったよ」
伝統的なアルバムについて、スティングは「新しいやり方を見つけないといけない。アプリっていうのは新しいやり方だと思うよ。人々はもうCDなんて買わないからね。みんな、もう売るのも作るのもやめようとしてる。だから、人々に音楽を届ける違う方法を探しているんだ」
スティングの『25イヤーズ』北米ツアーは12/10まで続く。それが終わったらふたたび視線を前に向けようというスティング、ポリスの再結成はありえないようだ。
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