2014/10/30 11:16
多くのユダヤ難民の命を救い、日本のシンドラーと呼ばれた外交官・杉原千畝の半生が映画化され、主人公・杉原千畝を唐沢寿明が演じる。
第二次世界大戦、リトアニア領事として日本政府に背き、ユダヤ難民にビザを発給し続け6000人の命を救ったといわれる外交官、杉原千畝。本作では、壮絶な半生とともに混乱の世界情勢下においてインテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として危険な諜報戦に身を投じ、日本へ情報を発信し続けた彼の「信念」も描かれている。
本作について唐沢は「今回の映画では、今まであまり知られていなかった事実も描かれています。戦争を知らない世代にもエンターテインメントを通して、戦争とはどういうものなのか、人種差別とはどういうものなのかをこれからも忘れないように観て頂ければ。」と述べた。
また、天真爛漫に千畝を支え続けた妻・幸子役は小雪が演じる。小雪は「千畝が窮地にある時でも、こういう人とだったら気兼ねなく一緒にいられるんじゃないかなと思わせる女性。」とし、「作品にエネルギーを吹き込み、(幸子の)人生のエッセンスをうまく表現できたら」と述べた。現在、日本人、ポーランド人、そしてハリウッドの混成ムービーチームによって、ポーランド全土で撮影が行われており、2015年秋に公開が予定されている。
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