2011/10/19
ジェイZに続き、また1人“スーパースター・ラッパー”が全米プロ・バスケットボール・チームのオーナーになることが10/18(火)に公表された。
このラッパーとは俳優のウィル・スミスで、彼は妻で女優のジェイダ・ピンケットと共にフィラデルフィアのNBAチーム、セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)の共同オーナーの1人となるという。ちなみ にスミスはフィラデルフィア出身で、市内西部にあるオーバブルック高校に在籍していた。
フィラデルフィアのスポーツ専門サイトCSNPhilly.comによると、スミスは現オーナーであるComcast-Spectator社がチームを売りに出した際、富豪のジュシュア・ハリス氏が率いる投資家グループの1人としてオーナー権を確保したという。そして火曜日の朝、ハリス氏は記者会見を行いチームの新たな経営に関するプランを語り、「この名高いフランチャイズ・チームの新たな一員となれたことは、とても光栄なことだと思う。やるべきことは山ほどあるが、このチームには豊かな歴史と強い基盤、そして明るい未来がある」とコメントした。
しかし残念ながらNBAは今なおロックアウト状態にあり、2011-2012年のシーズンの最初の2週間分は試合がキャンセルとなっている。
スミスに先立ち、ジェイZは2004年にニュージャージー・ネッツ(まもなく拠点を移して“ブルックリン・ネッツ”に改名)のオーナーの1人となり、先月には来年スタートする新拠点ブルックリンでの最初のシーズンを数々のコンサートと共に盛り上げることをアナウンスしている。
今回の件に関して、すでにセブンティシクサーズの選手たちからは称賛の声が寄せられており、ガードのエヴァン・ターナーは火曜日、ツイッターに「あの“フレッシュ・プリンス”が俺たちのチームの新オーナーの1人になるなんて、最高だと思うよ。きっとハーフタイムでパフォーマンスしてくれるんじゃないかな」とつぶやいている。
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