2014/10/14
渋谷の新たな文化発信基地として、寄席、コント、映画、音楽、1人芝居、トークライブなど様々なジャンルが行われるライブホールEURO LIVEが、11月5日にオープンする。
かつて渋谷には多くの文化発信基地が存在し、ミニシアターブーム全盛期は映画館には若者が溢れ、“渋谷系”と言われるカルチャーが日本を席巻していた。そして若者から大人まで幅広い年齢の人々に向け、独自の文化を発信する街・渋谷として常に全国の注目を浴び続けていた。それから数十年、大規模開発によって普通の街へ変貌しようとする渋谷に、サブカルチャーの火種を残すべく、ライブホールEURO LIVE(ユーロライブ)が開館することになった。
EURO LIVEの特徴は、ジャンルごとに集まった個性豊かなキュレーターたちだ。いとうせいこう、倉本美津留、大林素子各氏による定期コント「渋谷コントセンター」や、芸人でもあり研究者でもあるサンキュータツオによる定期寄席「渋谷らくご(シブラク)」などが行われる。
オープニングは、アメリカ在住の人気映画評論家で、様々なメディアを通じて精力的に映画評論を行う町山智浩によるトークライブ「町山智浩の映画塾!」。未公開のアメリカン・コメディやゴジラ、宮崎駿について奔放に語られる。今後も、小堺一機と放送作家の鶴間政行による映画トークや、編集者の湯山玲子と菊地成孔による音楽トークなど、個性豊かなプログラムが企画されている。
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