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2014/09/30

DJキャレド 元のレコード会社を相手に訴訟

 DJキャレドが自身のプロダクションを通じて、以前の所属レーベル Entertainment One(eOne)を相手に訴訟を起こした。

 キャレドの訴えは、eOneが支出報告やレコード、著作権料の支払いをきちんと行っていなかったというもの。2006年から2010年の間にリリースした4枚のレコードについて支払われなかったロイヤルティは最低100万ドル(約1億1,000万円)にもなると言う。

 5月の初回喚問でキャレド側は、eOneと旧コッチ・エンターテインメントが支払うべきロイヤルティを正しく把握しておらず、また自社が販売したり使用権を認めた製品を誤って説明・報告したり、正確な金額を確定するための会計監査を拒否したりしたと述べている。

 問題の期間中には4枚のスタジオアルバムを出しているが、その内『Live from the 305』についてeOneは、Poe Boy Music Groupとの契約下でリリースされたもので、供給したのはキャレドでもレーベルとの契約によるものでもないとしている。

 また、eOneは問題の著作権をキャレドが2007年に他に譲渡しており、申し立ては無効と反論。さらに今年4月に帳簿の監査を認めたにもかかわらず、キャレドの会計士が姿を見せなかったと加えている。

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