2014/09/30
NHKの大河ドラマ「軍事官兵衛」が29日、クランクアップを迎え、主演の岡田准一ほかが、東京都内の同局で行われた会見に出席した。
13カ月に及ぶ撮影を終えた岡田は「黒田官兵衛という役に出合えたこと、黒田家を築き、演じてこられたこと、皆さんと仕事ができたことが幸せでした」と時折声を詰まらせながら語った。
この日は、12月14日放送予定の最終回、如水(官兵衛)の最期を黒田家一同が見守るシーンを収録。中谷美紀、松坂桃李、濱田岳、速水もこみち、高橋一生と共に最終カットを撮り終えた岡田は、万感の表情でガッツポーズを見せた。
豊臣秀吉役の竹中直人から「官兵衛ようやった!」と花束を贈られ、共演者、スタッフからの拍手に目を潤ませた岡田。「皆さんには感謝しかありません。一人一人にお礼が言いたいです。こんなに仲良く、みんなで1年過ごせたのは僕の誇り。大河史上一番仲が良いんじゃないかな」と胸を張った。
官兵衛は晩年、如水を名乗り、落髪する。髪をそり上げた岡田は「この役に対して、うそをつかずやり抜くということが自分の引き受けた仕事だと思うので。新たな官兵衛像を作るために僕は呼ばれたと思っている。最後に暴れる官兵衛を見てください」と述べた。
クランクアップセレモニーでは恒例のくす玉割りが行われ、黒田家一同からは頬や頭にキスを、スタッフからは胴上げをされ、“殿”への愛と感謝にあふれた締めくくりとなった。
エンタメ OVO
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