2014/09/26 11:00
テレビ番組の出演や各メディアでの精力的なプロモーションも含め、初動だけで約20万枚を売上げ堂々のNo.1デビューを果たした『パートナーズ』。1962年のデビューから52周年、通算34作目のスタジオアルバムで、10作目のNo.1獲得、33作目のTOP10入りを果たしたバーブラ。歴代記録では、ビートルズが19作、ラッパーのジェイ・Zが13作、ブルース・スプリングスティーンが11作とTOP3は男性陣が並んだが、それに続く歴代4位の記録で、女性シンガーとしては歴代最多首位獲得アーティストとなる。まさに女王と呼ぶにふさわしい記録。
続いて、クリス・ブラウンの6thアルバム『X』が146,000枚を獲得して2位に初登場。惜しくも首位獲得は逃したが、初動だけでこの数字をたたき出したのは人気アーティストとして君臨し続けている証拠。2005年のデビュー作『クリス・ブラウン』から全アルバムがTOP10入りを果たし、本作で4作目のTOP3入り(内2作がNo,1)、R&Bチャートでは4作連続の首位デビューを果たした。先行シングル「ローヤル」が9位まで上昇したことが、アルバムのヒットに繋がった。本作では、アリアナ・グランデやジェネイ・アイコといった今をときめくアーティストから、ブランディー、アッシャーなどのベテラン勢まで、バラエティに富んだゲストが参加している。
71,000枚を獲得して3位にデビューしたのは、ティム・マックグロウの『サンダウン・ヘヴン・タウン』。デビューから20周年、通算13作目となるアルバムで、2ndアルバムから12作連続のTOP10入り、カントリーチャートでは11作目のNo.1獲得を果たした。続いて4位もカントリー界から、ジョージ・ストレイトの『ザ・カウボーイ・ライズ・アウェイ:ライヴ・フロム・AT&Tスタジアム』が初登場。本作は、今年“ザ・カウボーイ・ライズ・アウェイ・ツアー”の最終日6月7日に収録された音源20曲を収録した、通算3作目となるライヴアルバムで、このツアーの映像を収録したDVDセットも、11月にリリースされる予定だ。
TOP5は全作品がニューリリースで、5位にはトレインの新作が初登場。2001年「ドロップス・オブ・ジュピター」(6位)が年間チャート4位を記録する大ヒットに至り、ブレイクを果たしたロックバンドで、本作『バレットプルーフ・ピカソ』は、2012年の『カリフォルニア37』に続く7作目のスタジオアルバム。通算5作目、2作連続のTOP10入りとなり、UKでも9位にデビューするなどヒットを記録している。
先週の57位から一気に6位まで上昇したのは、ワン・リパブリックの『ネイティヴ』。大ヒットシングル「カウンティング・スターズ」収録の本作、先日ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズが大成功をおさめたグーグル・プレイのセールを同様の手法で行い、1週間で5万枚を売り上げた。
9位にはモーションレス・イン・ホワイトの3rdアルバム『リインカネイト』が初登場。前作の53位から一気にジャンプアップし、彼らにとって初のTOP10入りとなった。続いて10位には元ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュがデビュー。本作『ワールド・オン・ファイア』はスラッシュの3作目のソロアルバムで、2010年リリースの『スラッシュ』から、全アルバムがTOP10入りを果たした。
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