2014/09/26 11:00
全米にぽちゃカワ旋風! メーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・ベース」が3週目のNo.1の10月4日付HOT100チャート。
現在20歳のメーガンが曲を作り始めたのは13歳の頃だそうで、この曲にも反映している6,70年代のブラックミュージックも愛聴していたとのこと。近年流行だったEDMブームを覆すような生音ベースのサウンドが、デジタル音に飽きはじめた視聴者に刺激をあたえ、かつ“ありのままの”ブームに則ったリリックがマッチしたことで、大フィーバーを巻き起こしている。
今月末にニューアルバム『1989』がリリースされることを受け、これからエアプレイなどのポイントが上昇される、テイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」は2位に停滞するも、次週以降ふたたびNo,1に返り咲く可能性が高く、すでに10ヶ国以上で首位をマークしていることからも、アルバムのNo,1獲得は間違いなさそうだ。むしろ、首位デビューは当然で、100万枚を突破した『レッド』に続き、初動枚数が何万枚を獲得するか、ということに注目が集まりそう。
ニッキー・ミナージュの「アナコンダ」は先週の3位から4位にダウンしたが、かわって自身も参加している、アリアナ・グランデとジェシー・Jとのトリオソング「バン・バン」が3位に上昇した。アリアナにとっては、今年2位をマークした「プロブレム」に続く3曲目、ニッキーはその「アナコンダ」から連続の通算4曲目、自身の3rdアルバムからの先行シングルとしてリリースしたジェシー・Jにとっては、初のTOP3入りとなった。そのジェシーの3rdアルバム『スウィート・トーカー』は、全米で10月13日リリース予定。
先週10位に再浮上した、チャーリー・XCXの「ブーム・クラップ」はさらにアップして8位に、そして一旦11位にダウンしたシーアの「シャンデリア」は、今週9位に再びTOP10入りを果たし、TOP5の若手を含め、今週はTOP10内8曲が女性陣の独占という結果になった。
そんな中、先週の12位から10位にランクアップしてTOP10入りを果たしたのが、メイルR&Bシンガー、ジェレマイの「ドント・レル・エーエム」。10月7日リリース予定の3rdアルバム『レイト・ナイト』からの先行シングルで、TOP10入りは2010年に4位を記録した「ダウン・オン・ミー」以来4年ぶり。同時にR&Bチャートでは3位まで順位を伸ばし、アルバムリリースへの大きなプロモーションとなった。
18位に初登場を果たしたのは、ジェニファー・ロペスの「ブーティー」。6月にリリースされたアルバム『A.K.A.』からの3rdシングルとしてカットされたこの曲、久々にセクシーなアプローチが話題となっているPVの解禁を受け、高順位でのデビューとなった。この曲は、大ヒット曲「オン・ザ・フロアー」(2011年3位)でパートナーを務めたピットブルと、今年「ファンシー」の大ヒットでブレイクしたイギー・アゼリアの2者がゲストで参加するという、話題性もバツグン。今週の上位陣を含め、ここ最近はベテラン勢によるシングルの大ヒットがみられないことから、ジェニファー久々の首位獲得にも期待したいところだ。
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