2014/09/19
9月27日より公開される映画『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』のトークイベント試写会に、政治評論家の杉村太蔵が登場した。
本作は、ヒマラヤの中でも最も難易度が高く、キラー・マウンテン(死の山)と畏れられている“アンナプルナ”の頂上を前に、高山病に襲われたベテラン登山家の報を聞き、救助に向かった世界有数の勇気ある登山家達の当時の危機的状況と、彼らの熱いスピリットを探ったノンフィクション映画。その試写会トークイベントに、薄口政治評論家の杉村太蔵が登場した。高尾山にも登ったことがないという杉村だが「今日は真面目に話をしようと思ってきました。」と序盤で薄口封印を断言。
自らの辛かった時代について、無職だった頃に「牛乳買ってきて」と妻に頼まれると、暇だと思われることが恥ずかしくスーツを着て牛乳を買いに行ったというエピソードを語り、「政治の世界も芸能界もアンナプルナの7,400mほどではないですが、そこそこに大変なんです。」と話した。そして、先日、全米オープン準優勝という快挙を達成した錦織圭選手と、テレビ番組の企画でテニス対決をしたことがある杉村は、「ファンの皆さんのお陰ですと言う人はたくさんいますが、彼は本当に思っていると思います。」など錦織の人間性の良さについて語り、「僕も当選直後にあんな感じだったら違ったな、と。今になって反省しますね。」と会場の笑いを誘った。
最後に、映画に登場するロシアの登山家について「一生かかってもあんなカッコいい男になれないなぁと(笑)。」と、そして「ぜひ皆さんがこの映画を観て、明日から頑張ろうと思えたら良いなと思います」と、薄めなコメントを残しさわやかに会場を後にした。
◎公開情報
『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』
監督・脚本:パブロ・イラブ, ミゲルチョ・モリナ
製作総指揮:イゴール・オーツォア
出演:イナキ・オチョア・デ・オルツァ、ウーリー・ステック、ホリア・コリバサヌ、デニス・ウルブコ、アレクセイ・ボロトフ、セルゲイ・ボゴモロフ、ドン・ボウイ、ニマ・ヌル・シェルパ、ミフネア・ラドゥレスク、アレックス・ガヴィン、ナンシー・モリン
9月27日 ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
http://7400-movie.com/
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