2014/08/06
80年代のオシャレな世界観を音楽や映像、衣装に至るまで一貫させ、アイドルイベントでは常に異彩を放っているEspecia。8月2日と3日 東京お台場で開催された【TOKYO IDOL FESTIVAL 2014】へ出演し、Negiccoとの新ユニットお披露目ライブを強行した。
<【TIF2014】でも他のアイドルとは異なる拘りで異彩放つ>
Especiaは【TOKYO IDOL FESTIVAL 2014】でも、賑やかなフェスにおいて敢えてメロウナンバーをぶつけたり、各メンバーのパートを絶妙にシフトさせながらキラーチューン「No1 Sweeper」を連発したり、大阪出身アイドルたちとのコラボレーションでDREAMS COME TRUE「大阪LOVER」をカバーしたり、屋上ライブで1曲分丸ごとパフォーマンスせずに記念撮影を続けたり、他のアイドルとは異なる拘りを見せながら、異彩を放っていた。
<“るの☆あ~る”の正体は、Negipecia(ネギペシア)>
また、彼女たちは“るの☆あ~る”なる謎のグループとしても登場。その正体は、Negiccoとの新ユニットで「るの☆あ~るは今日で解散。これからNegipecia(ネギペシア)として活動していきます」と、その場で8月26日にリリースするシングル『Girl's Life』(おニャン子クラブや野猿などの楽曲も手掛けてきた後藤次利が作曲/編曲/プロデュース)の収録曲を生披露。そのあまりに心地良いサマーチューンのパフォーマンスを受け、メンバー9人へのインタビューを急遽敢行した。
◎Negipecia(Negicco:Nao☆、Megu、Kaede/Especia:冨永悠香、三ノ宮ちか、杉本暁音、三瀬ちひろ、脇田もなり、森絵莉加)インタビュー
--Negipeciaはどういう経緯で結成されたんですか?
Nao☆:同じアイドル同士で他のグループの娘と仲良くなることはあっても、グループ全体同士で仲良くなることってないんですけど、Especiaとはイベントとかでもみんなと仲良くさせてもらっていたので「じゃあ、2組一緒になって盛り上げていこう」と。
--会う前はEspeciaにどんな印象を?
Kaede:以前はコンセプトが強いというか、写真だとメイクとかもキツい印象だったので、正直年代が分からない感じだったんです。すごく失礼な話なんですけど、「え?」と思って(笑)。でも実際に会ってみたらみんな話しやすくて、私はあんまり「一緒に写真撮ろうよ」とか言わないんですけど、Especiaさんのみんなとは撮りたいなと思って。
Especia一同:嬉しい~!
Kaede:雰囲気とかがやわらかい感じだったので。
--アイドルって現場では結構ピリピリしていたりもするけど、Especiaはたしかにいつも柔らかい印象があります。怖くない。
Nao☆:吉田豪さんからも「すごく良い娘たちだよ」って聞いていて。私たちもいろんなアイドルさんと一緒になってて、さっき言われていたみたいに戦う感じが伝わってきたりすると、すごくやりづらかったりするんですけど(笑)、Especiaさんは大阪のアイドルなのに人見知りで、Negiccoと同じ空気感があって。
一同:(笑)
Megu:自分たちも結構人見知りなんで、最初にお会いしたときは全員人見知りな感じだったんです(笑)。私は元々Especiaさんの「きらめきシーサイド」っていう楽曲がすごく好きで、ライブを観たらもっと好きになりました。
--Negiccoにはどんな印象を?
森絵莉加:初めて見たときから「めっちゃ可愛い!」と思って。私、メンバーの中では結構話しかけていくほうなんですけど、Negiccoさんは可愛すぎて「どうしよう?」みたいになっちゃって。でもあたふたしながらも話しかけたら、めっちゃ優しくて。だからこうやって仲良くなれたのはめっちゃ嬉しいし……大好きです!
三瀬ちひろ:私は、Negiccoさんは大先輩になるので、もしかしたらツンツンしてるのかなって勝手に思っていたんですけど、実際にお会いしたらすごく気さくに話しかけてくれて。私もあんまり写真とか撮りに行けないんですけど、Negiccoさんとは「一緒の写真を残したい!」と思って撮りに行ったんです……そんなに見つめないでください!
Negicco一同:(笑)
三ノ宮ちか:私も、大先輩なので冷たくされるかなというか、興味ないだろうなと思っていたんですけど、Nao☆ちゃんがお菓子をくれたことによってみんなが喋るようになり、いろいろ話すようになり、年齢も近いのですごく親近感が沸いて。それから会う度に絶対喋ったり、写真撮るようになったり、もっともっと仲良くなりたいなって毎回思わせてくれるようなグループさん。だから今でも大好きすぎて嫌われないようにちょっと……
--気遣ってるの(笑)?
三ノ宮ちか:まだ手探りな感じというか、まだドキドキしてます。
--もなりちゃんは?
脇田もなり:Negiccoさんが「きらめきシーサイド」を好きっていうことを言ってくれて、そのおかげでEspeciaの名前が散らばっていったというか……
--広まった?
脇田もなり:広まった(笑)! だから感謝の気持ちとかもいっぱいあって、だから共演が決まったときはみんなでめっちゃ喜んだんですよ! それで実際に会ったら優しいし、お菓子も分け与えてくれるし!
--(笑)。暁音ちゃんは?
杉本暁音:私は普段、他の共演したアイドルさんとかに……失礼になっちゃうんですけど、そんなに興味を示さない……
一同:(爆笑)
--あまりミーハーな感じにならない?
杉本暁音:あ、そう! でも楽屋での3人を見ていたらめっちゃ可愛くて、なんか、可愛いお嬢さん3人みたいな感じで。会話もすごく可愛くてEspeciaとはちょっと違うなと思って(笑)、そこからもうなんかドキドキしてきて! もう初めてと言っていいぐらいアイドルさんに対して「可愛い。可愛すぎる!」って帰りの車の中でもずっと言ってて。あと、Nao☆ちゃんが飴くれて、しょうがの飴だったんですけど、私、しょうがはあんまり好きじゃないはずなのにめっちゃ美味しくて!
--苦手なのにNao☆ちゃんがくれたら美味しく感じたと(笑)。リーダーは?
冨永悠香:私が初めてNegiccoさんを知ったのは、Meguちゃんがツイッターで「「きらめきシーサイド」が好き」って書いてくれて、それで清水さん(マネージャー)から「リツイート!」みたいな感じに言われて(笑)。それで実際にお会いしたら「私たち、人見知りなんですよ」って言ってきてくれたのが、悠香も人見知りやったから安心できるきっかけになって、そこで話した内容とか今でもすっごい鮮明に憶えてるんですよ。新潟から何時間かかったとか。でもカエちゃんは寝てて。
Negicco一同:(笑)
冨永悠香:Nao☆ちゃんとMeguちゃんはサイン書いてて「え、カエちゃんは書かなくていいのかな!?」って。それがまたマイペースで可愛いなと思って。今では一緒にシングルを出せるぐらい仲良くしてもらって、すごく大先輩なのに全然冷たくないし、むしろめっちゃ優しいし、しょうがの飴も美味しかったし。
--そんな大好きな先輩とコラボレーション。いかがでした?
冨永悠香:なんかもう夢みたいでしたね。あと、心強い感じがします。先輩なんで、一緒にステージ立ってても「頼もしいな!」って思うし。オーラが凄い。
--絶賛の嵐ですが、今のみんなの言葉を聞いてどんな気持ちですか?
Nao☆:全く同じことを思ってました。Negiccoに出来ることなんて限られてるかもしれないですけど、Especiaちゃんたちの為になんかしてあげたいなとか、そこまで踏み入った関係性は他のグループさんとは作れたことがないけど、Especiaちゃんたちの為だったら……事務所の先輩後輩ではないけど、なんでも相談してもらえたり、話してあげたり、そういう存在になれたらいいなって。Negiccoの12年間で学んできたこと、そんなにないかもしれないけど、もし困っていたら話を聞いたり、Especiaちゃんの為に何か出来ることないかなって思うし……
三ノ宮ちか:嬉しすぎる……(ボロ泣き)
Nao☆:本当に支えてあげたいというか、一緒に頑張っていきたい。
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:内山直也
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