2014/07/17 20:01
ヒロシマ8.6ドラマ「かたりべさん」の完成試写および記者会見が17日、東京都内で行われ、出演者の生越千晴、エリック・ボシック、ミッキー・カーチスほかが出席した。
本作は、広島市がおととしから募集を始めた「被爆体験伝承者養成事業」を題材としたドラマ。被爆体験を伝える「かたりべさん」を目指す沙希(生越)と、彼女に影響を受けて変化していく慎吾(鳥越裕貴)の姿を通じて、語り継ぐことの意味、被爆者の心の傷を描く。
会見冒頭、舞台出演のため欠席予定だった鳥越が急きょ登場。「僕自身広島にあまり興味が無かった」と明かした上で、ドラマを通じて「これからは僕自身も焦らず知識を持って、長い期間にわたって広島のことを伝えていけたらと思うようになった。この作品が、少しでも広島に興味を持っていただくきっかけになれば」と呼び掛けた。
一方、ドラマ初出演となった生越は「初めてで不安だらけだったけど、キャストやスタッフの皆さんに支えられて最後まで楽しく撮影できた。伝承者の最初のイメージは、被爆された方のお話を受け継ぐ、完全にコピーするというものだったけど、逆に被爆経験のない現代の私たちの考えも含めて伝承していくのが大切なんだと思った」と語った。
ドラマはNHK総合で8月3日、午後4時~5時27分に放送。
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