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2014/07/11 17:24

問題児女性ラッパー、遂にアルバムお蔵入りのままレーベルと離別

 お騒がせ女性ラッパー、アジーリア・バンクスが、正式なアルバムを1枚もリリースすることなく2年半前に契約したユニバーサルミュージックを離れたことが明らかになった。

 7月10日に喜びを爆発させながら同ニュースを発表したバンクスは、ツイッターに「契約から解放されるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ビッグ・サプライズよ!!!!! 『カラーパープル』の終わりのセリーみたいな気分……ついに自由になれるわ。真新しいスタートに興奮してるの!!!!」などと綴っている。

 バンクスは、2011年の華々しいデビュー・シングル「212」がきっかけとなり2012年1月にユニバーサルとの契約を獲得。2012年にはEP『1991』とミックステープ『Fantasea』をリリースしたものの、エンジェル・ヘイズやT.I.など、他のラッパーとのツイッター上でのケンカ騒動がたびたびニュースの見出しを飾ったほか、ソーシャル・メディアでゲイを中傷する言葉を使ったことで非難の的にもなった。彼女のデビュー・アルバムとなるはずだった『ブローク・ウィズ・エクスペンシヴ・テイスト(Broke With Expensive Taste)』は、もともと2012年秋のリリースが予定されていたが、2013年2月に延期となり、その後、最終的には立ち消えとなっている。

 今年1月には「ソニーのどなたか、あたしをユニバーサルから買ってくれない?? ここはホント地獄よ」とツイートしたことが報じられたバンクス。今後についての詳細は明かしていないものの、10日のツイッターには「うわっ、今のあたしは14歳の時に想像していたクールなインディーズ娘よ!!!」と綴っている。

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