2014/06/27 11:00
イギー・アゼリア&チャーリー・XCXの「ファンシー」、5週目の1位をマークした、7月5日HOT100チャート。
6月のHOT100チャートでは、堂々の月間首位を獲得し、7月も勢い衰えずNo.1をマークしている「ファンシー」。同曲が収録されているアルバム『ザ・ニュー・クラシック』も順位をのばし、19位まで浮上した。また、その絶好調のイギー・アゼリアをゲストにむかえたラッパーT.I.の新曲、「ノー・メディオカ」が58位に初登場。この曲は、秋にリリース予定のT.I.の新作からの先行シングルで、ワールドカップの開催国、ブラジルで撮影された夏らしいPVが間もなく公開されることもあり、次週以降順位を大きく伸ばしそうだ。
先日来日し、音楽番組にも出演したアリアナ・グランデの「プロブレム」も、「ファンシー」に続き2位を死守し続けているが、その2曲にせまるのが、先週3位まで浮上した、マジック!の「ルード」。彼らにとって初のTOP3入りとなったこの曲、レゲエサウンドにのせた深いリリックが印象的で、じわじわとストリーミング回数、セールス、エアプレイが上昇してきている。夏本番に向け、さらに流れまくることが予想され、No.1獲得もありえそうな勢いだ。4位に浮上したニコ&ヴィンスの「アム・アイ・ロング」、10位から5位に、一気に順位をのばしたサム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー」が続き、この2曲もTOP3入りを狙える人気で、10位に後退したファレルの「ハッピー」が落ち着きをみせてから、TOP10内は混戦を繰り広げている。
TOP10以下では、14位にマルーン5の「マップス」が初登場。9月にリリース予定の5作目となるニュー・アルバム『V』からの先行シングルで、16日に解禁されてから好調なセールスを獲得し、ラジオでも人気を集めている。また、リリックビデオのストリーミング回数もすでに200万回を突破していることから、PVが公開されてからさらにポイントを伸ばすことが予想され、TOP10入りも確実視されている。前作、『オーヴァーエクスポーズド』(2012)からは4曲のTOP10ヒットが生まれ、絶好調の彼ら。デビュー10周年の今年、更なる飛躍に向けてこの曲を大ヒットさせたいところだ。
ファレルとコラボしたシングル「シング」が13位に上昇し、好調のエド・シーランは37位にも新曲「アファイア・ラヴ」をランクインさせた。23日にリリースされた2ndアルバム『x(マルティプライ)』からの3rdシングルで、「シング」に続き高順位でデビューしたことから、アルバムの人気がうかがえる。また、1stシングルとしてリリースされた「ドント」も、72位にランクイン中だ。今週のアルバムチャートで、8位にデビューしたジェニファー・ロペスの新作『A.K.A.』からは、「ファースト・ラブ」が87位に初登場している。
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