2011/07/29 00:00
モダン・ロックの変わり者のひとりであるRIVERS CUOMOに率いられたWEEZERは決して月並みなことをしてこなかった。モダン・エモ・ムーブメントの生みの親とされるWEEZERだが、結成ほぼ20周年となるバンドが行なう『THE WEEZERクルーズ』にはからかい気分がつきまとう。7/14に発表された海の旅にWEEZERはDINOSAUR JR.、WAVVES、THE ANTLERS、YUCK、そして何年もの間のツアーのオープニング・バンドたちを連れていく。WEEZERのドラマー、PAT WILSONはライブでギターを弾いたりもしているが、DINOSAUR JR.のリーダー、J.MASCISとの共演に張り切っている。
4日間のクルーズは1/19にマイアミを出発、コスメル、メキシコを旅して1/23にマイアミに戻ってくる。
「個人的に、ヨット・ロック・レビューが参加するって聞いたとたんにやる気になったんだ」とWILSONは語る。ヨット・ロック・レビューが関わらなければWILSONですら何を期待したらいいのかわからないそうだ。しかし、クルーズでは「ファンとたくさんやりとりするチャンスがあるはず」とWILSONは言う。WEEZERはクルーズ中に回大きなショーを行なうとのこと。
また、WEEZERは7/28にニュージャージーのホルムデル、続く29日にロングアイランドでTHE FLAMING LIPSとの共演によるコンサートを行なう。
「RIVERSかWAYNE(COYNE。LIPSのフロントマン)が曲をトレードして一緒にコンサートをやらないかって言い出したんだと思う」とWILSONは言う。「最初にそれを聞いたとき『そりゃすごくクールだけど、かなり大変な仕事だな』って思ったよ。それに二人用のバブルを見つけなきゃいけないかもしれないし」
WEEZERにとって普通じゃないツアー方式は珍しいことではない。昨秋は大人気の最初の2枚のアルバム『THE BLUE ALBUM』と『PINKERTON』をすべてアルバム通りにプレイするツアーをしているのだ。
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