2014/06/13
21世紀最大のロック・バンド、コールドプレイが、6枚目となる待望のニュー・アルバム『ゴースト・ストーリーズ』のリリースを記念し、6月12日に東京ドームシティホールで一夜限りのプレミアム・ライブを開催した。
2009年のさいたまスーパーアリーナと神戸・ワールド記念ホールで行われた【VIVA LA VIDA TOUR】以来、5年振りの日本での単独来日公演となる今回のライブ。瞬時にソールドアウトとなった超プレミア・チケットを手にした約3,000人のファンが会場を埋め尽くし、数え切れぬほどの輝く星が吊るされたステージにメンバーが登場すると、割れんばかりの歓声が沸き起こる。
ライブは、ニュー・アルバム『ゴースト・ストーリーズ』のオープニングを飾る「オールウェイズ・イン・マイ・ヘッド」でスタート。フロントマンのクリス・マーティンが日本語で「コンバンワ!」と挨拶をし、「チャーリー・ブラウン」、「パラダイス」と人気のナンバーが続く。クリスの「Hands up!」の呼びかけで、会場は手拍子に包まれ、新曲と歴代ヒット曲を織り交ぜたセットリストに、早くも熱気溢れる盛り上がりを見せる。
MCでは、「この美しい国にまた来れてとても幸せだよ」とコメントし、曲が終わるたびに「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝を伝え、歌詞の一部を「トーキョー」に変えて歌うなど、日本へ来るのを心から楽しみにしていたクリスの姿が印象的だ。
そして、ステージ中央にティンパニーなどのパーカッションがセッティングされ、演奏されたバンドの代表曲「Viva La Vida / 美しき生命」では、イントロ部分からオーディエンスが大合唱。クリスは軽やかなステップで縦横無尽にステージを動き回りながら、客席の1人1人とアイコンタクトを取り、続いての「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく」では、観客から受け取った日本国旗を掲げ、会場はさらにヒートアップ。その日本国旗をマントのようにまとい、最新アルバムからの先行トラック「ミッドナイト」を歌い上げ、ベースのガイ・ペリーマンと共に奏でるレーザーハープを用いた圧巻の演出で本編が幕を閉じた。
鳴り止まぬ歓声の中、アンコールへ突入し、改めて日本のオーディエンスに感謝の言葉を述べるクリス。そしてEDMプロデューサー/DJのアヴィーチーがプロデュースを手掛けた最新シングル「ア・スカイ・フル・オブ・スターズ」でライブはクライマックスへ。曲名にちなんだ星形の紙吹雪が視界一面に舞い、圧巻の景色に会場全体が感動に包まれた。最後は、観客全員が待ち望んだ名曲「フィックス・ユー」。曲が終わると、メンバー全員で肩を組み、客席へ何度も何度も深々とお辞儀をし、大熱狂のライブが終了した。
なおコールドプレイは、6月14日に舞浜アンフィシアターにて開催されるミュージック・ビデオの国際的授賞式【MTV VMAJ 2014】に出演。ライブアクトとして新曲をパフォーマンスする予定で、この模様はMTV Japanで生放送されるとともに、デジタル・メディア・パートナーのGyaO!が運営するVMAJオフィシャルサイト(http://vmaj.jp)にて国内外に向けストリーミング配信される。
Photo: HIROSHI NIREI
◎セットリスト
6月12日 東京ドームシティホール
01. ALWAYS IN MY HEAD
02. CHARLIE BROWN
03. PADADISE
04. MAGIC
05. CLOCKS
06. GOD PUT A SMILE UPON YOUR FACE
07. GREEN EYES
08. INK
09. TRUE LOVE
10. VIVA RA VIDA
11. EVERY TEARDROP IS A WATERFALL
12. MIDNIGHT
ENCORE:
01. OCEANS
02. A SKY FULL OF STARS
03. FIX YOU
◎リリース情報
『ゴースト・ストーリーズ』
コールドプレイ
2014/5/21 RELEASE
2,654円(plus tax)
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