2014/06/10
BiSのサウンドプロデューサー 松隈ケンタ&悪徳マネージャー兼仕掛人 渡辺淳之介が手掛ける妄想シンガー 蜜矢。北上チャリンコツアー後半戦をスタートさせたばかりの彼から、その心境や状況を綴った本人レポートが到着した。
<蜜矢とは?>
蜜矢は“人間の本音”を歌うシンガーで、4月30日発売のミニアルバム『いけないmagic』にてつばさレコーズよりデビュー。同作のリード曲「Super life」のミュージックビデオ(http://bit.ly/1iyZdjc)は、山の手線の電車内~渋谷スクランブル交差点のど真ん中で「Super life」を歌う蜜矢の姿が、楽曲のピュアネスと相まって涙を誘う問題作だ。
そんな蜜矢がマネージャーの指令で、路上ライブで売ったCDの売り上げのみで生活する、過酷な北上チャリンコツアーを開始。約1か月をかけ東京へと辿り着き、グランドフィナーレのワンマンライブ(http://bit.ly/1u1dR5r)も成功に収めた。しかし急遽「さらに北へ行け」と指令を受け、6月8日より北海道の最北端を目指すことになった。
<だけどもう帰れないじゃないですか。
帰ってきたらカッコつかないじゃないですか>
後半が始まりました。2日目までで東京、埼玉、栃木での路上ライブをしました。福岡~東京の旅では、旅が中盤に差し掛かるまで1回1回で全力を出すということさえもわからずに、帰りたい一心で路上ライブをしていました。だから今回は1日目からちゃんと全力でしっかり挑みたいと思ってます。
今回の旅はいろんな方に心配されます。「本当に辛いなら帰ってきな」ってよく言われます。親とかこの旅をSNS上から応援してくださる方とか関係者の方々に。だけどもう帰れないじゃないですか。帰ってきたらカッコつかないじゃないですか。この先人目をつく面白いことができるかわからないし、前回の旅よりも何も残せないかもしれないけどここで逃げたくないです。周りから見たら逃げではないかもしれないけど。どんだけボロボロで疲れ果てても、予定より大幅に遅れても、ちゃんと北海道に行きたいです。そこでSuper lifeや旅の中で生まれた曲を歌って何かが変わると信じてやるしかないです。
<前回は福岡から東京に帰ってくる旅。
今回は東京から北海道に行く旅>
前回は福岡から東京に帰ってくる旅。今回は東京から北海道に行く旅。東京から離れれば離れるほど無駄に頑固になっていってます。意地ですかね……。山だろうが平野だろうが乗り越えてやり切りたい、やり切ってやろうじゃないのって気分です。とか言いながらも辛かったらまたつぶやきますので心配しながらも応援してくださったら嬉しいです。心配してくれることさえも嬉しいです!
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