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2009/09/24 00:00

35周年目を迎える人気テレビ音楽番組に大物が続々登場

人気のテレビ音楽ショー『AUSTIN CITY LIMITS』の放送開始から35周年を迎える今シーズン、番組には様々な大物スターが登場しパフォーマンスを行う。

そのラインナップたるや豪華なもので、DAVE MATTHEWS BAND、PEARLS JAM、WILLIE NELSON with ASLEEP AT THE WHEEL、ELVIS COSTELLO、BEN HARPERなどに加え、FOO FIGHTERSのDAVE GROHL、元LED ZEPPELINのJOHN PAUL JONES、QUEENS OF THE STONE AGEのフロントマンJOSH HOMMEの3人が新たに結成したスーパー・グループTHEM CROOKED VULTURESの参加も予定されている。
また今シーズンでも、番組のカラーとはまったく異なるジャンルのアーティストを迎える恒例のシリーズも継続されるようで、カントリー・シンガーのKENNY CHASENEY、STEVE EARLE、KRIS KRISTOFFERSON、インディー・ロック・アクトのANDREW BIRD、ST. VINCENT、M. WARD、OKKERVIL RIVERなどが出演することになっている。

その他、ニューオリンズのソングライターALLEN TOUSSAINT、ジャズ・ポップ・シンガーのMADELEINE PEYROUX、そして同番組が迎える初のヒップホップ・アーティストとしてMOS DEFとK'NAANの出演も決定している。ヒップホップにまで枠を広げたことに関して、番組プロデューサーのTERRY LICKONAは、「実はすでに何年も前から話し合っていたことで、それがようやく実現した。今シーズンは、これまでで最もユニークなショーになると思う」とコメントしている。

またLICKONAによると、『AUSTIN CITY LIMITS』がテレビの音楽番組として35年に渡って人気を博してきたのはひとえに放送局PBSのお陰とのことで、「番組視聴者は多彩な音楽を盛り込んだ番組を望んでおり、PBSのバックアップがなかったらこのようなフォーマットの番組を35年も放送し続けることは不可能だった。普通のテレビ局だったら、せいぜい3年の寿命だったと思う」と語っている。

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