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2011/06/09

■BIG SEAN■ ニューヨーク市内でデビュー作のリスニング・セッションを開催

2005年、BIG SEANはデトロイトのラジオ局HOT 102.7 FM WHTDにいた、のちに師匠となるKANYE WESTのもとを訪れラップを披露した。

あれから6年、ノンストップで走り続けてきたSEANがようやくデビュー・アルバム『FINALLY FAMOUS』を発表する段階にこぎつけ、6/7(火)に多くのヒップホップ・ファンやレーベルの重役たち、そしてDJ KHALED、SWIZZ BEATZ、KID CUDI、PUSHA T、ESTELLE、YEといったアーティストが見守る中、ニューヨーク市内でリスニング・セッションを開催した。

まずアルバム1曲目の「INTRO」をプレイする前、SEANは謙虚な物腰で母親、親友たち、そして音楽業界で自分を支えてくれた人たちへ感謝の気持ちを表し、アルバムについて「これは自らの心に従った、1人の若者のストーリーだ」と感動的なコメントを口にした。

アルバムのプロデュースを手掛けたのはNO I Dで、フィーチャー・アーティストとして「MY LSDT」にCHRIS BROWN、「WAIT FOR ME」にLUPE FIASCO、「HIGH」にWIZ KHALIFA、「LIVE THIS LIFE」にTHE-DREAMなど、多彩な顔ぶれが参加している。

そんな中でも特に際立っているのが、次のシングルになる「DON’T TELL ME YOU LOVE ME」、KANYE WESTとROSCOE DASHをフィーチャーした「MARVIN & CHARDONNAY」、そしてMC HAMMERの「U CAN’T TOUCH THIS」をサンプリングしたクラブ・アンセムになること必至のナンバー「DANCE (A$$)」の3曲だろう。

セッションの最後には、iTunesとAmazon限定で販売されるデラックス・ヴァージョンに収録される「WHAT GOES AROUND」とDEWELをフィーチャーした「CELEBRITY」の2曲のボーナス・トラックも披露した。

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