2014/02/28 15:17
YUKI、いきものがかり、秦 基博、JUJU、FUNKY MONKEY BABYS、back numberなど、多くのアーティストを手掛けるプロデューサー島田昌典。アレンジ/プロデュース活動30周年を記念し、4月16日にワークス・ヒットコレクションアルバム『島田印』をリリースすることが発表された。
今作は“日本のジョージ・マーティン”と称される島田サウンドの真髄と変革を通して、J-POPの歴史が聴けるヒットコレクション作品。収録ラインナップには冒頭の面々に加え、スガ シカオ、YO-KING(真心ブラザーズ)、アンダーグラフ、近藤晃央らの代表曲が並ぶ。
さらにアルバム発売を記念して、島田昌典のバースデー翌日となる11月4日には日本武道館で、いきものがかり、秦 基博らと共にスペシャルライブを開催することも決定。5年ぶりに“島田会”が復活する可能性もありそうだ。
◎アルバム『島田印』
2014/04/16 RELEASE
BVCL-588 2,500円
収録曲:
・「SAKURA」 いきものがかり
・「グッバイ・アイザック」 秦 基博
・「あとひとつ」 FUNKY MONKEY BABYS
・「歓びの種」 YUKI
・「花束」 back number
・「YOU」 JUJU
・「春夏秋冬」 スガ シカオ
・「遠い匂い」 YO-KING
・「ツバサ」 アンダーグラフ
・「フルール」 近藤晃央
and more……
◎アーティストコメント
・島田昌典
ボクには30年間の幾多の出会いに、感謝の言葉しか出てきません。素晴らしいアーティスト、力強い楽曲、その出会いを導き協力くださった多くの方々。
思わず、いつものボクの口癖「バラスーシ!」を連発しそうです。心から、ありがたい。
この作品集はボクにとっての足跡、音楽人生、まるで写真アルバムのようにキュンとなる宝箱です。
イントロが開いた途端、制作行程の細部や、楽曲への秘めた想いまでがスッと顔を出し、生き生きと動き始めます。
どんなフレーズにしよう、どの楽曲を使おう、どのテイクを残そう、と試行錯誤したことや、生みの苦しみや喜びを共にしたスタジオの空気、メンバーの表情、交わした言葉、深夜に食べた出前まで。
その制作過程のリアルな映像が、胸を占領します。
作品は旅立ち、アーティストのパワーに磨かれて、大きく成長してくれました。曲はアーティストのものであり聴く人のもの。聴く人の心に引っかかり育って初めて名曲の仲間入りができます。
で、実はボクはその名曲が素っぴんの頃に、そっと印を付けておくんです。島田の、好きな、島田印。ひとさじの隠し味を。これぞプロデュースの醍醐味かもしれません。
この作品集を通して、島田印を見つけていただけたら幸いです。
・吉岡聖恵(いきものがかり)
いつも優しい物腰の、島田さん。島田さんアレンジに載って歌わせて頂くことで、「こういう方向にしよう」と歌を導いて貰えるような感覚が好きです。
これからも最高に素敵なアレンジをよろしくお願いします!
・水野良樹(いきものがかり)
レコーディングスタジオでの最初の瞬間。
島田さんの譜面とデモを渡されたミュージシャンの皆さんが、第一音を鳴らす瞬間。
そのときほど興奮する瞬間はありません。
その瞬間に突然、僕らの目の前に完璧な状態で立ち現れる島田サウンド。
僕らはそれに出会いたいがために、島田さんに曲を託しているのではないかなと思っています。
ぜひ、ひとりでも多くの方に僕らも大好きな、この島田サウンドを聴いて頂きたいです。
・山下穂尊(いきものがかり)
デビュー前からお世話になっている島田さんのコンピアルバムに今回参加出来て大変光栄です。
島田さんのアレンジに僕らは毎回絶対の信頼をおいています。
今後ともお互い長くお付き合い出来る様に僕らも頑張ります。
これからもよろしくお願いします。
・秦 基博
島田さんのサウンドは、いつもキラキラで切なくて、聴くと心が躍る。
島田さんのアレンジは、曲の持つ輝きを何倍にも増幅させてくれるし、それでいて音のひとつひとつがとても自然に調和している。
聴くたびに、音楽が持つ奇跡を、歓びを教えてくれる。
島田さんは、その静かな佇まいの中に、熱過ぎるくらいの魂を燃やしている。
隠し味のスパイスのように、茶目っ気と少しの毒っ気を隠し持っている。
そして何より音楽への深い愛で溢れている。
島田さんの音楽が大好きです。島田会の一員になれて幸せです。
・ファンキー加藤(ex.FUNKY MONKEY BABYS)
例えるなら島田さんは名捕手。ひとつの楽曲をより輝ける方へとリードしてくれます。
どんなに荒い想いでも「スパーン!」と良い音を立てて捕えてくれます。
当時の俺たちなんで(今の俺もそうだけど)華麗な変化球など無く、ただ歌声を真っ直ぐ投げるだけ。
しかも球速すらそんなに無い。
なのに島田捕手は、しっかりと『あとひとつ』を勝てる作品へ導いてくれました。感謝しかありません。
今更ながら胴上げしたいくらいです。
いや~しかし島田さん。昨年の日本シリーズ最終戦は、本当に痺れましたね。ニューヨークに飛び立った彼に負けないように、もっともっと俺も頑張るので、いつかまたバッテリーを組んでくださいね。
・清水依与吏(back number)
「気持ちを込めて熱く歌う事も大切だけど、聴く人がその歌に自分も重ねられるように、まっすぐに歌う事もとても大事なんだよ」
島田さんに頂いたその言葉は、今も僕の歌の真ん中にいます。楽器を買う時も、音作りをする時も、セルフプロデュースの曲を編曲する時の音の積み方も、僕らは島田さんから、影響、の言葉では足りないものすごく大切な物を頂いていると思います。
・アンダーグラフ
当時、噂で、「島田さんはバンドのプロデュースをしない」と風の噂で聞いていた。勿論ご本人がおっしゃった訳ではないだろうが、バンドといえば□□□□氏といったように他の方の名前がよく挙がっていた。
だから最初お願いしにスタジオに行った時ドキドキした。断られたらどうしようと。
だけど、僕らは島田さんじゃなきゃ嫌だった。それまでの島田さんの作品に惚れ込んでいた。スタジオには僕らの大好きな機材が並んでいた。
島田さんの言葉、音は、デビューを間近に控えた僕らを優しく包んでくれた。
2004年の夏。夢がかなった制作。夢が叶った楽曲。
デビューが島田さんで本当に良かった。今でも音楽を好きでいられるのは、全て島田さんのおかげです。
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