2011/05/09
イギリスのシンガー・ソングライターELLIE GOULDINGは、Billboard.comのインタビューの中で“ポップ・シンガー”と“ポップ・スター”の違いについて問われると、「この件については、論文を書けるくらいよ」と語り独自の理論を展開した。
「かつてはポップ・アーティストたちの間にライバル関係が存在したけど、今の女性シンガーたちの多くと話をして感じたのは、誰もがお互いを応援しているように見えるってことね。ADELEは今、全世界でかなりビッグな存在のシンガーだけど、それなのに驚くほど現実的な人物だわ。本物のポップ・スターであるためには、そういう現実的な要素もバランスよく持ち合わせている必要があると思う」。
そんなことを語るGOULDINGの名前は、今“世界一有名なウェディング・シンガー”として一躍注目の的となっている。というのは、4/29(金)に行われた英国のロイヤル・ウェデイングで、GOULDINGはELTON JOHNのカバー「YOUR SONG」を始め約14曲ものフル・パフォーマンスを披露したからだ。そんなすごい経験をしたことについてGOULDINGSは、「本当に忘れれない夜になったし、最高に楽しいサプライズだった」と語り、同じイギリス出身のラッパーTINIE TEMPAHの存在なくしては実現しなかった経験だったとコメントした。
「実はTINIEが去年、あるフェスティバルの会場で私をウィリアム王子に紹介してくれたのがすべての始まりだったの。TINIEと王子はステージ脇から私のショーを見てくれていて、パフォーマンスを気に入ってくれた王子が私に結婚式で歌うことを提案してくれたのよ」。
そんなわけで、2010年のデビュー作『LIGHTS』がUKチャートでNo.1を獲得した彼女は、ここへ来て再びイギリス国内で大注目の存在となっている。そしてこの注目度は海を渡ったアメリカにも飛び火し、5/7(土)に放送された『SATURDAY NIGHT LIVE』にも音楽ゲストとして出演。この晩のホストを務めたTINA FEYについて、「これまで最も好きな女性だわ。彼女のドラマ『30 ROCK』の大ファンなの」と、FEYとの意気投合振りも見せていた。
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