2014/02/20
世界五大バレエ団のひとつ、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)が2月20日からの来日公演に向けて、芸術監督のケヴィン・マッケンジーと、ダンサーのポリーナ・セミオノワ、ロベルト・ボッレ、コリー・スターンズ、加治屋百合子、ジャレッド・マシューズが記者懇親会を行った。
まず、芸術監督のケヴィン・マッケンジーは「日本とは、35年という長い付き合いがある。日本のファンの皆さんに何世代にもわたるABTのメンバーを紹介できるのは、とても嬉しい。」と挨拶した。また、今回「くるみ割り人形」の主役クララを踊る加治屋百合子は、ABTの魅力について「ABTは色んな国からダンサーが集まっているので、とても個性豊かなところが魅力。」と紹介。10歳の時に初の外国人留学生として上海舞踏学校に入学した加治屋は、一時は日本人であることに悩んだ時期もあったという。ところが、「アメリカに来てからはバックグラウンドの異なる仲間が自国の誇りを持っているし、周りも日本人の加治屋百合子として、見てくれる。」と語った。また、22日に加治屋とともに「くるみ割り人形」を主演するジャレッド・マシューズは、流暢な日本語で「日本が大好きです。いつも応援ありがとうございます。公演、頑張ります。」と挨拶し、会場の笑いを誘った。
なお、アメリカン・バレエ・シアターの公演会場では東日本大震災復興支援として、ダンサー達の協力により自筆サイン入りのトゥ・シューズの販売や、クラス・レッスンの見学なども予定されている。
◎公演概要
【野村グループpresents アメリカン・バレエ・シアター】
演目:くるみ割り人形、オール・スター・ガラ、マノン
期間:2月20日(木)~3月1日(土)
アメリカン・バレエ・シアター(ABT) 2014年来日公演サイト
http://www.japanarts.co.jp/abt2014/ticket.htm
東日本大震災復興支援活動
http://p.tl/WRWF
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