2014/02/17 20:24
映画『銀の匙 Silver Spoon』“メガネ”試写会が17日、東京都内で行われ、主演のSexy Zone中島健人、広瀬アリス、上島竜兵、哀川翔、吉田恵輔監督が出席した。
本作は、『鋼の錬金術師』などで知られる漫画家・荒川弘氏の最新作を実写映画化。北海道の農業高校を舞台に、酪農の現場や“命”と真摯(しんし)に向き合う八軒勇吾(中島)ら生徒の青春を描く。
イベントには八軒のトレードマークでもある“眼鏡”を掛けた約340人が集結した。2万通の応募の中から選ばれた観客に中島は「ラッキー眼鏡ガールの皆さん、こんにちは」と笑顔であいさつ。「本当は、『皆さんおきれいですね』と声を掛けたいところですが、みんな眼鏡を掛けているので『みんな八軒だね!』と言いたい気分」と語り掛けた。
中島は「眼鏡を掛けることによって、自分のテンションを八軒に持っていけた。八軒のリアルを表すことができたのはこの眼鏡のおかげ」と振り返った。眼鏡を掛ける際に心掛けたことを聞かれると「翔さんの眼鏡の直し方がすごくカッコよかったので、それをずっとまねしていました」と明かし、それを受けた哀川は「全然覚えていない」と照れながらも、さりげない眼鏡の直し方を再現して盛り上げた。
同級生役を演じた広瀬は、中島の印象を「3年前に一度共演したときから、星がキラ~ンと飛んでいる。『おはようございます(キラーン)』みたいな。それで3年ぶりに会ったらまた『お久しぶりです(キラーン)』で相変わらずだなと思った」と笑わせたが、「お芝居を一緒にしてみると“キラキラが無くなってる”と感動した」と称賛。中島は「感無量です。ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。
また、本作に出演した黒木華が『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞(銀熊賞)を獲得したことについて中島は「華ちゃんはすごく不思議な雰囲気の持ち主。しゃべっていても世界観に引き込まれるというか、引力のすごい女優さん。(現場は)北海道の自然の空が広がっているのに、いつの間にか“華ワールド”にいるみたいな感じだった」とその魅力を熱く語った。
映画は3月7日から全国東宝系ロードショー。
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