2014/01/21
日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」をめぐり、同社に抗議書を送付した全国児童養護施設協議会が21日、厚生労働省で記者会見し「施設で暮らす子どもが傷つく」などとして、放映内容の改善を求めた。
協議会会長で、鳥取市にある児童養護施設の施設長藤野興一さんは、ドラマの中で職員が子どもを動物に例えて暴言を吐く場面があったとして「いかにフィクションとはいえ、当事者の子どもにはこたえる」と批判。
児童養護の現場の大変さを挙げ「子どもも職員も必死で生きている。ドラマはそれに水を差す」と訴えた。協議会には、各地の施設から「子どもが『あんな所に住んでいるの』とからかわれた」「心配した親から電話が来た」といった報告が寄せられているという。
エンタメ OVO
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