2014/01/15
錦戸亮と共にウエディング姿で登場した北川景子
映画『抱きしめたい -真実の物語-』のウエディングイベントが15日、東京都内で行われ、W主演する女優の北川景子、関ジャニ∞の錦戸亮が撮影で実際に着用したウエディング姿で出席した。
北海道・網走で生まれた実話を基にした本作は、交通事故で左半身と記憶能力に障害のあるつかさ(北川)と恋に落ちたタクシードライバーの雅己(錦戸)のラブストーリー。
イベントは劇中のシーンを再現する純白のチャペルで行われ、結婚を考えているカップル20人を招待。「新年早々このような晴れやかな衣装を着させていただいてうれしい」と笑顔を見せた北川に、錦戸は「すてきです。すてきとしか言いようがない」と照れ笑いを浮かべた。
北川は「撮影はちょうど1年ぐらい前で、寒かったね。ちょうど雪が降るぐらい。つかささんのご家族や雅己さんも来て応援してくださって、温かい現場でした」と振り返った。錦戸も「教会で一緒に写真を撮りました」と和やかな撮影現場の様子を明かした。
劇中の2人は周囲から結婚を強く反対されたが、錦戸は結婚願望について「新郎がバージンロードを見ているあの視界は初めてで、いつか自分の結婚式でも見たいなと思いました。それがいつかは見当もつかないですけど」と語った。
北川は「今まで(そういう願望は)持ったことがないです。こういう運命の出会いがあって、強い絆で結ばれているからこそ結婚したくなるんだろうなと思いました」と劇中の2人に思いをはせ、そういった相手に「今年こそ、出会えるといいですね」とほほ笑んだ。
カップルからも2人に質問が寄せられ、“結婚したら亭主関白になるか”と問われた錦戸は「してみないと分からないですが、どうなんでしょう。(奥さんの)手のひらの上で転がされて、亭主関白を演じられたらいいかなと思います」と笑わせつつ、「尻には敷かれたくないです。一緒に歩めればいい」と理想の夫婦像を語った。
「最近結婚した友達と昨日ご飯を食べに行って、どういうプロポーズをしたか聞いたら“エレベーターの中で”と言っていて、それもいいんじゃないかなと思いました」と明かし、彼女がサプライズでプロポーズされたいというカップルの男性に「自分でたくさん考えて考えて用意したプロポーズが最高のサプライズじゃないかな」とアドバイスした。
また“互いを褒め合ってください”という要望に、北川は「なんでしょうね。楽?」とポツリ。すかさず「それこの前、妻夫木(聡)くんにも言ってた!」と突っ込んだ錦戸に、「言いました。楽な人が続いて、去年は共演者に恵まれた年でした」と振り返った。
対する錦戸は、「僕が人見知りと知っていてたくさん話し掛けてくれたり、初めの方から打ち解けられました。テレビで見るときれいなお姉さんという感じだけど、いい感じに関西のお姉ちゃんでした。このギャップがいい」と絶賛した。
最後には、錦戸が「結婚を考えているカップルや好きだけど一歩踏み出せない人に、いろいろな困難を乗り越えた2人を見てもらえたら。勇気がもらえると思います。この映画の終わりで告白やプロポーズをしてもいいし、ハッピーになれる映画です」とファンにメッセージを寄せた。
映画は2月1日から全国ロードショー。
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