2011/04/01 00:00
今年2月のグラミー賞に続き、先日はカナダ最大の音楽賞ジュノー賞でも存在感を見せつけスポットライトを独占したARCADE FIRE。しかし彼らは、インディー・ロック・バンドとしての自分たちのルーツを決して忘れてはいないようだ。
今週3/29(火)、彼らはシンガーREGINE CHASSAGNEの祖先の出身地であり、地震で壊滅的になった惨状を救おうと献身的な活動を続けてきたハイチを訪れ、首都ポルトー・プランスのHOTEL OLOFFSONでシークレット・ライヴを敢行したのだ。
即興で行われたこのライヴでは、CYNDI LAUPERの「GILRS JUST WANT TO HAVEFUN」やCREEDENCE CLEARWATER REVIVALの「WHO’LL STOP THE RAIN」、THE ROLLING STONESの「THE LAST TIME」といったカバーも加えた様々な楽曲を披露し、これまでにリリースした3枚のアルバムからは、2004年のデビュー作に収録されたCHASSANGEが中心的な存在感を見せつけている「HAITI」を始め、メンバーお気に入りの楽曲を様々聴かせていた。またBillboard.comでは、WILL BUTLERがリード・ヴォーカルを務めたTHE ROLLING STONESのカバーの映像を見ることができるので、是非チェックしてみてほしい。
ARCADE FIREは、ハイチの地元バンドRAMと協力して国の救済のためのDVDを制作するとも伝えられており、今回ライヴを行ったHOTEL OLOFFSONのオーナーRICHARD MORSE氏がその指揮を執っているとのことだ。そして彼らが2010年~2011年に地震の被災者救援のために行ったコンサート・ツアーでは、100万ドルもの募金が集まったとも言われている。
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