2011/03/10
故意なのか偶然なのかは分からないが、KIM KARDASHIANは自分と同じ社交界のお嬢様PARIS HILTONの後を追うような行動を取ってきた。特権階級のバックグランドを持つ2人は、ポップ・カルチャーの象徴的存在としてもてはやされ、スキャンダラスなセックス・テープの流失で悪評の的となり、自らの名声を利用してテレビのリアリティ番組への出演もゲットしたからだ。そして今、KARDASHIANが再びHILTONと同じ足跡を辿ろうとしている。音楽業界への進出だ。
先週、KARDASHIANはTHE-DREAMをプロデューサーに迎えたセルフ・リリースによる第1弾シングル「JAM (TURN IT UP)」を発表。この躍動感に溢れるダンス・ナンバーは、発売5日間で14,000ダウンロードを獲得したが、これはDIGITAL SONGS CHARTの上位75位に入るにはまだまだ足りない数字だったようだ。ちなみに75位にエントリーしたNELLYの「JUST A DREAM」の成績は、26,000ダウンロードだった。
では、KARDASHIANとHILTONのデビュー・シングルの成績を比較した場合、どちらに軍配が上がるのか?現時点での正解はHILTONだ。彼女が2006年にWARNER BROS.からリリースしたデビュー・シングル「STARS ARE BLIND」は、発売初週に52,000ダウンロードを獲得してDIGITAL SONGS CHARTで初登場10位付け、話題性も手伝って全米シングル・チャートでは初登場18位という好成績だった。
その後HILTONは、デビュー作で現時点では唯一のアルバム『PARIS』を同年8月にリリースし、発売初週に77,000枚を売り上げて全米アルバム・チャートに初登場6位でチャート・インした。同アルバムは、現在までに全米で197,000枚を売り上げている。
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