2013/11/18
ポール・サイモンとスティングが2014年に北米ツアーを行なう。【ポール・サイモン&スティング:オン・ステージ・トゥゲザー】と称された同ツアーは2月8日にスタートし、ニューヨーク市で3月4日に開催されるマディソン・スクエア・ガーデン公演なども日程に含まれるという。
スティングはニューヨーク・タイムズ紙にて、「ポールと私は、音楽に対していつまでも変わらない好奇心を共有している。これがどこに向かうか、うまくいくのか、我々は本当にわからないよ」と語っている。
米ビルボードが入手した情報によると、西海岸で始まり東に移動する同ツアーは、エルトン・ジョンとビリー・ジョエルが行なったダブル・ヘッドライナー・ツアーのように、それぞれのアーティストがソロ曲を披露し、その後ふたりでお互いの曲を演奏する形になるようだ。
2人の声が一緒になったとき、どのようなサウンドになるのか誰もが興味を持つと思うが、今年6月にサイモンはスティングのアトランティックシティ公演にサプライズ・ゲストとして登場し、「フィールズ・オブ・ゴールド」と「ザ・ボクサー」を共演している。
来春後半のシカゴ公演と秋にはブロードウェイ公演が予定されている『ザ・ラスト・シップ』ミュージカル版の作業に取り組んでいるスティングにとって、来年は忙しい一年になるだろう。『ザ・ラスト・シップ』はアルバムとしても今年9月にリリースされており、その際スティングは「創造性という観点においては、これまでにやってきた中で最も難しいものだと思う。やらなければいけないことがものすごく多いからね」とビルボードに話していた。
一方のサイモンは、2011年4月に12枚目のスタジオ・アルバム『ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット』をリリースし、批評家からの称賛を得ている。フィル・ラモーンがプロデュースした同作は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で4位に初登場した。
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