2013/11/15 11:00
7週目のNo.1を獲得し、ロードの「ロイヤルズ」が2013年度1位獲得数単独2位を記録した11月23日付HOT100チャート。
9月18日付で8位まで上昇し、初のTOP10入りを果たしてから、登場18週目にして累計7週の首位を獲得。先週マックルモア&ライアン・ルイスの記録と並び、今週のNo.1獲得でロビンシック(12週)に続く記録を塗り替えた「ロイヤルズ」。次週8週目の首位を死守すれば、年間チャートTOP10入りの可能性も高くなるが、登場回数が20回未満ということが、ネックとなりそうだ。女性ソロ・アーティストとしては、2012年の夏に9週連続No.1を獲得したカーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」に並ぶ記録、もしくはその記録を塗り替えるかが注目される。
そのロードの記録達成を阻止すべく強豪が、先週3位にデビューし、今週2位まで浮上した、エミネムとリアーナの「ザ・モンスター」。今週、初動枚数80万枚を記録して全米No.1デビューを果たしたアルバム『ザ・マーシャル・マザーズLP2』の大掛かりなプロモーション効果を受け、先週よりポイントを伸ばしてランクアップ。アルバムのセールスや、大ヒットを記録した「ラブ・ザ・ウェイ・ユー・ライ」のコンビ復活ということもあり、次週は新たなNo.1になる可能性も高い。エミネムは、13位に「ラップ・ゴッド」、19位に「バザーク」、31位に「サバイバル」、99位に「ビューティフル・ペイン」と、TOP20以内に3曲、TOP100以内に5曲をランクインさせている。
凄まじい記録でデビューを果たした『ザ・マーシャル・マザーズLP2』だが、次週は早くも首位の座を奪われることが予想されている。そのアルバムが、レディー・ガガの『アートポップ』で、アルバムからの3曲目となるカット、「ドープ」が今週8位にデビュー。さらに過激度を増したビジュアルとアートワーク、歌詞が印象的なナンバーで、先日のYouTubeミュージック・アワードでパフォーマンスを披露したことも大きなプロモーションとなり、TOP10入りを果たした。ガガはこの曲で、13曲目のTOP10入りを果たし、『アートポップ』からは1stシングルの「アプローズ」(最高位4位)に続く、2曲目のTOP10ヒットとなった。「アプローズ」は初登場から13週連続TOP10入りを果たしていて、2曲を10以内に送り込んでいる。
TOP10以下では、先週20位入りをはたした、ピットブルとケシャのデュエット、「ティンバー」が15位までアップ。また、今年の夏にそのピットブルとコンビを組んで、「フィール・ディス・モーメント」をヒットさせた、クリスティーナ・アギレラとア・グレイト・ビッグ・ワールドによる、「セイ・サムシング」が16位に初登場。FOXテレビのダンスオーディション番組、「アメリカン・ダンスアイドル」で使用されたことが話題を呼び、アギレラが審査員を務めるNBCテレビのオーディション番組「ザ・ヴォイス」で披露されたことから、iTunes総合チャートで2位まで一気に浮上した。
53位には毎週月曜日に新曲を発表している「#ミュージック・マンデー」から、第5段シングルとなる、ジャスティン・ビーバーの「バッド・デイ」が、76位には12月にリリースされるニューアルバム『ブリトニー・ジーン』から、ブリトニー・スピアーズの「パフューム」が初登場した。
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