2013/10/28 22:23
第66回カンヌ国際映画祭にて審査韻書を受賞、サン・セバスチャン映画祭、バンクーバー映画祭で観客賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得た『そして父になる』。監督の是枝裕和によるティーチインイベントが東京・新宿ピカデリーで開催され、サプライズゲストとして福山雅治が登壇した。
日本でも10月23日までの累計動員数2,160,353人、興行収入2,504,284,250円を記録し、日本でも大ヒットしている本作。一般の参加者から質問を受け付けるトークイベントとして福山にとっては本映画で初ののティーチインとなった。開始と同時に福山が呼び込まれると会場は悲鳴のような完成が巻き起こり、ステージに登壇。司会もいない今回は是枝監督がイベントを仕切り、質問を受付はじめると、大勢のファンが挙手。映画のラストシーンについての質問や、苦労した撮影の裏話が語られた。
子供の取り違えられた2人の父親という難しい立場をリリー・フランキーと共に演じた福山自身だったが、福山演じた完璧を求める良多と、リリー演じるガサツな雄大と自身はどちら側か?とわれると「どちらからといえば良多ですかね。一応こんな仕事をしているので、良い学校いれちゃうかもしれない(笑)。子供には選択肢のある環境を作ってあげたいと思いました。そういう意味で良多。」と育児についての意見も披露。
福山の演技に涙を流したという女性客からは、どのようなイメージで演じているのか?という質問が投げかけられ、「セリフや役柄を自身に染み込ませて、現場で起こる事に反応しようと思っているので、あの日あの時あの場所でしかないものですね。なので、リテイクしたら別のものになってしまう。なので、そういう意味ではあの時どうだったとかは覚えてませんね。」と役者としての姿勢について語った。
映画『そして父になる』は現在も全国公開中。
◎映画公開情報
『そして父になる』
全国公開中
監督:是枝裕和
主演:福山雅治
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