2013/10/25
ロードのデビュー曲、「ロイヤルズ」が女性アーティストとしては2013年最長となる4週目のNo.1をマークした、11月2日付HOT100チャート。
約1ヶ月にわたり、首位を死守した「ロイヤルズ」は、リアーナの「ダイヤモンド」や、マイリー・サイラスの「ウィー・キャント・ストップ」に通ずる、脱エレクトロ・ビートというべく、新しい流行を取り入れたサウンドも評価が高いが、富と名声について歌った歌詞が、まさにこの時代背景を象徴しているようで、話題を呼んでいる。本国ニュージーランドでは、今年3月に3週にわたって首位をキープし、半年後には米国のみならず、全世界で大ヒット。これは、昨年の年間首位を獲得した、ゴティエの「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ」と同じヒット傾向で、「ロイヤルズ」も年末にかけて、さらにポイントを伸ばす可能性も高い。
その座を狙うのが、2位に浮上した、ケイティ・ペリーの「ロアー」。23日についにリリースとなったアルバム『プリズム』のプロモーションを受け、先週よりポイントを伸ばし、マイリー・サイラスの「レッキング・ボール」(3位)と入れ替わった。次週はアルバムリリース週の集計で、さらにポイントを伸ばすことは間違いなく、6週ぶりに首位に返り咲く可能性も高い。マイリー・サイラスの「レッキング・ボール」も、安定したセールスを獲得していて、女王3者の戦いはまだまだヒートアップしそうだ。
今週、TOP10内にデビューを果たしたのが、7位に登場したエミネムの「ラップ・ゴッド」。先週17位に初登場した「サバイバル」に続くニューアルバム『ザ・マーシャル・マザーズLP2』からの3rdシングルで、敬愛するラッパー勢の名前も歌詞に登場する、自身のキャリアを綴ったナンバー。エミネムはこの曲で、自身17曲目のTOP10入りを果たしている。リリース前に3曲のシングルが発売されるなど、意欲的なプロモーションが行われていることから、アルバムの初登場No.1も間違いなさそうだ。
TOP10以下、16位のイマジン・ドラゴンズの「レディオアクティブ」は、ついに登場60週目をむかえ、今年の年間チャートTOP3以内にランクインすることが予想される。その大ヒットに続くシングル「デモンズ」が、登場26週目で先週の20位から12位に浮上。「レディオアクティブ」に続くロングヒットが期待され、デビュー作にして大ヒット、今年最もブレイクしたバンドとして評価され、次のグラミー賞にもノミネートされるだろう。
初登場一番人気曲は、24位にデビューしたジャスティン・ビーバーの「オール・ザット・マターズ」。この曲は、9月末から新曲を1週間に1曲ずつ10週連続で発表する企画「#ミュージック・マンデー」の第二弾シングルで、10月14日より配信がスタートし、58か国にておいて1位獲得、第一弾シングルの「ハートブレイカー」に続き大ヒットを記録している。
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