2026/01/26 09:30
2026年3月6日にリリースされるアルバム『HELP(2)』より、アークティック・モンキーズによる1stシングル「Opening Night」が公開された。
バンドは、「ジェームス・フォードから“HELP(2)”アルバムへの参加依頼を受けた時、俺たちは楽曲の構想に取り掛かり、Abbey Roadでレコーディングを行った。War Childの貴重な活動を支援できることを誇りに思う。このレコードが戦争の影響を受けた子供たちの生活に前向きな変化をもたらすことを願っている」とコメントしている。
『HELP(2)』は、1995年の記念碑的作品『HELP』に着想を得た新たなコラボレーション・アルバムであり、世界中の紛争の影響を受けた子どもたちへ緊急支援、教育、専門的なメンタルヘルス支援、保護を提供する団体であるWar Childの重要な活動を支援するため、国境を越えて音楽愛好家を巻き込むことを目的としている。
2025年11月の驚異的で濃密な1週間を中心に、プロデューサーのジェームス・フォード指揮のもとレコーディングされた本作は、オリジナル作品と同様にAbbey Road Studiosでの即興的なレコーディング・プロセスと共に多くのコラボレーションが実現した。
フォードは、「War Childから“HELP(2)”への参加を依頼されたとき、本当に光栄に感じた。オリジナルの“HELP”は自分にとってとても大きな意味を持つ作品だったし、いまのニュース状況を踏まえて、戦争地域にいる子どもたちを支援するという、疑いようのないほどポジティブな行動へ音楽コミュニティを結集させる手助けができるなら、やらない理由はなかった。アルバム制作そのものの体験も非常に強烈で、個人的には、正直言って“生きる力を与えてくれる”ようなものだった。とても厳しい一年を背景にしていたからこそ、なおさらだ。完成した作品にも、関わったすべての人たちの尽力にも、心から誇りを感じている。多くの人に、この特別なレコードを聴いてもらうのが待ちきれない」とコメントしている。
豪華なミュージシャン陣に加え、【アカデミー賞】受賞監督ジョナサン・グレイザーが『HELP(2)』のクリエイティブ・ディレクターを務め、イギリスの映像制作会社Academy Filmsと協力して優秀なクリエイティブチームを結成。【カンヌ国際映画祭】をはじめ、数々の賞を受賞した映画『関心領域』でもタッグを組んだグレイザーとミカ・レヴィのコンセプトはシンプルだった。それは「子どもたちによる、子どもたちのための作品」。チームはカメラを子どもたちに託し、彼らの視点で世界を見つめることで、観客と関係者全員にこの取り組みの意義を常に想起させることを意図した。子どもたちは小型カメラを操作し、スタジオに招かれてアーティストのレコーディングを制限なく撮影。さらにグレイザーのチームはウクライナ、ガザ、イエメン、スーダンの現地コーディネーターや映像作家と連携し、紛争地帯で子供たちが撮影した映像を収集し、その結果生まれた驚異的な作品は、音楽が支援を目指す子供たちとアルバムを結びつけるものとなった。
グレイザーは、「この驚くべき共同作業を撮影するためチームを結成する一員となれたことは、この上ない光栄です」と述べている。
1995年にたった1日で録音されたオリジナル・アルバム『HELP』は120万ポンド以上を調達し、ボスニア紛争に巻き込まれた数千人の子どもたちへの緊急支援を可能にした。 ところが、紛争の影響を受けていた子どもが世界全体の約10%だった『HELP』のリリース当時から、現在までにその割合はほぼ倍増し、約5人に1人の子ども(実に5億2,000万人)が紛争の影響下に置かれている。これは第二次世界大戦以降、かつてない規模である。紛争が激化し、資金削減の影響も深刻化するなかで、War Childの活動はこれまで以上に切迫し、オリジナル・アルバムが体現していた「集団的行動」の精神が現代のアーティストたちへ引き継がれる必要性は、極めて重要な意味を持つ。
War Childによるチャリティ・アルバム『HELP(2)』国内流通盤2CDには解説書が付属する。なお、本アルバムの収益はすべて War Child UK に寄付され、世界中の紛争地域で暮らす子どもたちの保護、教育、そして権利を守る活動に充てられる。
◎リリース情報
アルバム『HELP(2)』
2026/3/6 RELEASE
https://warchildrecs.ffm.to/openingnight
<トラックリスト>
1. アークティック・モンキーズ「Opening Night」
2. デーモン・アルバーン、グリアン・チャッテン&ケイ・テンペスト 「Flags」
3. ブラック・カントリー・ニュー・ロード「Strangers」
4. ザ・ラスト・ディナー・パーティー「Let’s Do It Again!」
5. ベス・ギボンズ「Sunday Morning」
6. アルージ・アフタブ&ベック「Lilac Wine」
7. キング・クルール「The 343 Loop」
8. デペッシュ・モード「Universal Soldier」
9. エズラ・コレクティヴ&グリーンティー・ペン 「Helicopters」
10. アーロ・パークス「Nothing I Could Hide」
11. イングリッシュ・ティーチャー&グレアム・コクソン「Parasite」
12. ビーバドゥービー「Say Yes」
13. ビッグ・シーフ「Relive, Redie」
14. フォンテインズ D.C.「Black Boys on Mopeds」
15. キャメロン・ウィンター「Warning」
16. ヤング・ファーザーズ「Don’t Fight the Young」
17. パルプ「Begging for Change」
18. サンファ「Naboo」
19. ウェット・レッグ「Obvious」
20. フォールズ「When the War Is Finally Done」
21. バット・フォー・ラッシーズ「Carried My Girl」
22. アンナ・カルヴィ、エリー・ロウゼル、ニルファー・ヤンヤ&ダヴ・エリス
Photo: Phoebe Fox
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