2013/10/13
結成20周年を迎えたバックストリート・ボーイズによる10月2日からスタートした【IN A WORLD LIKE THIS Japan Tour 2013】のさいたまスーパーアリーナ公演が開催。満員となった会場でバックスの5人は数ある代表曲や7月リリースの新作からの楽曲を含む約20曲を披露し、観客を魅了した。
早々にチケットが完売した本公演。結成20周年の大御所グループだけに彼らと一緒に青春を送ってきたファンから、新作アルバムのジャケットがプリントされたTシャツを着た若いファンと女性の割合は当然高いが年齢僧が幅広い。もちろん、母と娘であろう親子ファンも多数見受けられ、「『ミレニアム』の頃、生まれてないでしょ?」とツッコミたくなるくらいの女の子がサイリウムを持って開演前からステージに声援を贈っている。
予定時間を少し過ぎて、客電が落ちると、超満員の観客から会場が割れるような歓声が轟く中、いよいよ白いスーツを纏った5人が登場。2段に組まれた高低差をあるステージセットはすべてスクリーンになっており、ゴージャスなライティングに加え、ステージ中央に花道が伸びる。2006年にグループを脱退していたケヴィンが復帰して 5人になった彼らのパフォーマンスは無敵と言わんばかり。キレのあるダンスの中にメンバーそれぞれのノリを感じ、余裕を感じる。緩急のついたセットリストが展開され、間には彼らの単独MCが挟み込まれたり、ドキュメンタリー映像が流される。花道付近はファンとの距離が近く、メンバーも手を伸ばしてハイタッチしながらステージを移動。また、メンバー自信が生演奏するブロックではこ幸運なファンがステージ上で観覧するような演出も用意されるなど、サービス精神旺盛で、ファンにとっては彼らに“おもてなし”されている状態だ。
メンバー同士が抱き合ったり頬にキスまで炸裂したりとイチャイチャしている様子が微笑ましく、大歓声を贈り続ける日本のファンに「アリガトウ!アイシテマス!」と何度も感謝を伝える彼ら。「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」 、「エヴリバディ」での大合唱 や最新曲である「イン・ア・ワールド・ライク・ディス」まで約2時間、美しいハーモニーとステップで終止最高のステージ を見せてくれた。
さいたまスーパーアリーナを終わらせた彼らのジャパンツアーは、これから15日、16日と神戸ワールド記念ホールで2日間、そして、17日の東京国際フォーラムの追加公演でフィナーレを迎える。
Photo by Kazuhisa Niizawa
※写真は名古屋会場で撮影
◎来日公演情報
【IN A WORLD LIKE THIS Japan Tour 2013】
10月15日(火)神戸ワールド記念ホール
開場 18:00 / 開演: 19:00
10月16日(水)神戸ワールド記念ホール
開場 18:00 / 開演: 19:00
10月17日(木)東京国際フォーラムホールA※追加公演
開場 18:00 / 開演: 19:00
総合お問合せ: クリエイティブマン 03-3499-6999
more info:http://www.creativeman.co.jp/artist/2013/10backstreetboys/
◎リリース情報
『イン・ア・ワールド・ライク・ディス』
SICP-3843 2,520円(tax in.)
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