2013/10/03 18:53
TBS系のドラマ「クロコーチ」の制作発表が3日、神奈川県内で行われ、出演者の長瀬智也、剛力彩芽、東幹久、金子賢、渡部篤郎が出席した。
“県警の闇”といわれる主人公の悪徳刑事・黒河内圭太(長瀬)が、政治家の弱みを握り、それをネタにゆすって得た不正な大金と情報をもって事件を解決していく本作。昭和の未解決事件“3億円事件”にも、一つの仮説を基に迫っていく。
長瀬は「10年以上前に渡部さんと3億円事件のドラマに出演し、犯人役を演じさせていただいたこともあります」と振り返り、「またこの事件に関わるドラマができることに、何かつながりを感じます」としみじみ。
黒河内については「悪徳刑事だけど、僕はヒーローだと思って毎日演じています」といい、「ドラマを見てくれる方に“倍返し”ではなく“恩返し”できるよう、最後まで撮影に取り組む」と熱い意気込みを語った。
短髪の髪形には「原作も短髪ですが、似せようとしたわけではなく、スタッフといろいろ話した結果、この髪形が一番いいだろうということになりました」と明かした。「自分でも今までやったことのないお芝居や表情もできている実感があります。出来上がりは想像できないけど、無骨で妙な男になるのでは」と自信をのぞかせた。
一方、黒河内とタッグを組む新人刑事を演じる剛力は、長瀬の印象については「明るくいつも笑顔ですし、お芝居の中でも笑顔と真剣なところの差がすごい」と絶賛。
撮影の合間には「話し掛けてくださるので楽しいです。私が家族が大好きなので、それについていろいろ質問してくださいます」とにっこり。長瀬も「彼女は実家暮らしで、僕はもう実家ではないので、当たり前に家族と過ごしている話を聞いて癒やされています」と穏やかに語った。
また、もし3億円あったら?との問いに、長瀬は「ぱっと思い付いたのは、ばらまく!」と即答。剛力は「家族や友達と何度も世界一周したい」、東は「健康第一ということで、歯をより白くしたい」、金子は「先日ぎっくり腰になったのでこれで完治させたい」、渡部は「3億円事件をテーマにした映画でも作ろうかな。…うそうそ。そんなことはやらないよ」と笑わせた。
発表会の最後には、プロデューサーが実際に用意した100万円を豪快にばらまいて見せた長瀬。「あまり飛ばないですね。100万円じゃ思い描いていた感じにならなかった。やっぱり3億円ないとダメですね」と苦笑いを浮かべていた。
ドラマは同局系で10月11日スタート、毎週金曜午後10時からオンエア。
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