2013/09/28
第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画『そして父になる』の初日舞台あいさつが28日、東京都内で行われ、主演の福山雅治、共演の尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキーらが登壇した。
この日登壇予定だった是枝裕和監督は、米国ロサンゼルスから電話参加し「ドリームワークスとのリメーク契約が成立しました」とハリウッドリメークの正式決定を生報告。米映画会社ドリームワークスのスティーヴン・スピルバーグ監督とのツーショット写真がスクリーンに映し出されると「彼の事務所で30分ほど話したけれど、作品を気に入ってくれたみたい。その握手からも思いが伝わって来た」とうれしそうに振り返っていた。
スピルバーグ監督からの「カンヌで初めて見たとき、パワフルな人間ドラマに感銘を受けました。生涯に一本の映画に関わることに感謝したい」というコメントが紹介されると、福山は「監督、おめでとうございます」と是枝監督の快挙を祝福。「どんな風にリメークされるのかな?」と福山が期待すると、リリーも「自分たちを誰が演じるのかも気になるところ」と早くもキャスティングに思いをはせていた。
同作は、映画『誰も知らない』『歩いても歩いても』など国内外で高い評価を得ている是枝監督による人間ドラマ。6年間育てた息子は、実は病院で取り違えられた他人の子だった……という衝撃の事件を通して、家族の愛や絆を描く。
映画『そして父になる』は28日から新宿ピカデリー他全国ロードショー。
エンタメ OVO
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